雪室貯蔵とブレンドが鶴齢の可能性を更に開花させた! ◇鶴齢 雪男 YUKIOTOKO SAKEYELL 3(ユキオトコ サケエール3) 720ml
商品説明
《雪室貯蔵とブレンドが鶴齢の可能性を更に開花させた!》
特定名称酒ってご存知ですか?
本醸造とか、純米酒とか、大吟醸とか、ランクでも何でも無いのですが、日本酒の種類というか、名前です。
細かいルールはここでは割愛しますが、特定名称を名乗れないお酒が普通酒と呼ばれます。
普通酒って聞いて、悪いイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、名乗れないのでは無くて、敢えて特定名称を名乗っていないお酒もあります。
それは、特定名称や特定名称に関わる精米歩合で先入観を持ってお酒を飲んで頂きたくないという蔵の思いです。
お酒は頭で飲む物ではありませんから。
余計な情報が時には邪魔をしてしまうことがあります。
名乗れない?名乗らない?非公開?
もうどうでもいいですよね。
特定名称という柵(しがらみ)から解放された時、日本酒はもっと自由に楽しくなると思います。
近年、そんな方針や実際の取り組みが増えつつあります。
さて、「鶴齢」の限定品「YUKIOTOKO SAKEYELL(ユキオトコサケエール)」も自由な発想から生まれた商品の1つです。
日本酒の製造の技術はどんどん進化しています。
米作りもどんどん進化しています。
ある意味、飽和状態になりつつあるので、これまでとは違う切り口で商品を生み出して行かないと差別化が図れないですし、面白みに欠けます。
そんな中であまり目立って行われて来なかったのが「ブレンド」
ワインで言う所の「アッサンブラージュ」ですね。
ブレンドは実際には行われています。
しかし、ワインと違って公にされていないというのが実情です。
ブレンドには大きく分けて2つの目的があります。
1つは通年商品の酒質の安定。
急に年度が切り替わってしまうと香味がガラッと変わってしまいます。
そこで、若いお酒・丁度良いお酒・熟したお酒をブレンドすることで、常に一定の酒質に保つのです。
もう1つが、新たな味わいのお酒を造ること。
「YUKIOTOKO SAKEYELL」はこちらのタイプです。
「鶴齢」の特長の1つ、雪室貯蔵。
その雪室貯蔵で飲み頃を迎えたお酒を絶妙なバランスでブレンドすることで誕生したのが「YUKIOTOKO SAKEYELL」
ブレンドされているお酒は全て純米規格。
ですが、精米歩合を非公開にしている為、「鶴齢」では特定名称を名乗られていません。
それぞれのお酒を醸し、貯蔵して、更にブレンド。
手間が単体商品よりも掛かっているにも関わらず、価格をとてもリーズナブルに抑えられています。
規格が720mlだけなのは、家飲み需要が高まっていることと、飲食店様も720mlでお酒の回転を速めていらっしゃる所が増えた為です。
これはもう飲むしかありませんね!
特定名称にさえこだわらなければお酒はこんなに自由で美味しくなる!
「YUKIOTOKO SAKEYELL」
是非お試し下さい!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 青木酒造(新潟県) |
特定名称 | 非公開 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.kakurei.co.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:越淡麗・山田錦・美山錦・雄町・五百万石 ■精米歩合:非公開 ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |