《旨さと透明感が両立！技術の進化に感動！》

酒造りは日々進化しています。

精米技術もまた進化しています。

今回ご紹介する商品は「扁平精米(へんぺいせいまい)」という技術を用いて精米された米で仕込まれた酒です。

その名も、「開運　無濾過純米　扁平精米67%」

玄米を100として、どれだけ残したかを表しているのが精米歩合。

67%というとそこまで高精白ではありませんが、高精白の米で仕込まれたかのような透明感があり、尚且つ、低精白ならではの旨味もしっかり感じられる。

旨いのに軽やか、という方が適当なのかも知れません。

それが、扁平精米のメリットです。

このことを詳しく説明するとかなり時間が掛かりますので、詳細は割愛します。

極々簡単に説明しますと、楕円形の米を球状になるように磨くよりも、楕円を保った状態で磨く方が効率的だということです。

必要な部分をきっちり残した上で不要な部分が磨き落とされる。

そんなことを可能にしたのが扁平精米の技術です。

せっかくのこだわりの精米方法で磨かれた米。

その特長を生かし切って酒にされる技術力。

さすがは「開運」

「土井酒造場」の技術力です！

従来の精米がダメという訳では無くて、これも1つの方法ということであり、扁平精米の狙い通りの味わいに仕上げて来られていることが唯々スゴい！

私はこのように捉えております。

軽く青いニュアンスが伴う品の良い香り。

旨味がフワーっと広がり、まるで何事も無かったかのようにスーッと消える透明感。

一口、また一口と飲み進む味わいです。

冷酒で楽しまれる方にはワイングラスをおすすめしておきます。

燗もお好みでお楽しみ下さい。

精米技術の進化が日本酒の世界を更に広げる！

「開運　無濾過純米　扁平精米67%」

是非、お試し下さい。

(文章：金巻 忍)