今回は「愛山(あいやま)」というお米で造られたお酒をご紹介致します。

ところで、皆様は「十四代」というお酒を御存知ですか？

地酒ファンの方なら知らない方はいないと言っても良い程に「幻のお酒」として有名な銘柄です。

「十四代」を造る山形県の高木酒造が「幻の酒米、愛山」でお酒を造ったことがきっかけとなり、「愛山」でお酒を造る蔵が増えて来ました。

「愛山」は兵庫県三木市吉川町で作られているお米で、生産量はかなり少ないです。

また、とても扱い辛いお米としても有名で、「愛山」で美酒が醸せるというのは醸造技術の高さを表していると言える程。

実際、「愛山」はブランド化していて、「愛山」で造られたお酒は人気です。

さて、今回は静岡県を代表する蔵「開運」の「愛山」です。

「幻の酒米」である「愛山」を丁寧に磨き、純米大吟醸と同じ仕込みをしました。

と謳われている、「開運」の自信作と言っても過言では無いお酒です。

「愛山」ファン、「開運」ファンの方ならこの時点でヨダレが出ているのでは？

いや、ここまで説明を読むこと無く、既に買い物カゴに入れていらっしゃるかも知れません。

では、開栓してみたいと思います。

グラスに注ぐと、まるで目の前でマスクメロンが真っ二つにされたかと思う程の爽やかで甘い香りが飛び込んで来ました。

もう香りの段階でハマってしまいそう。

さすが、「開運」さすが「静岡酵母」です！

高まり過ぎた気分を落ち着けて一口。

気分が落ち着いたのは一瞬だけでした。

お米の旨味、甘味が口の中で広がる広がる！

それでいてキレが良い！

「愛山」の良さが存分に引き出されています。

「開運」が好きとか「愛山」が好きとか関係無く、これを御覧になった皆様に飲んで頂きたくなったこのお酒。

是非、お早目にゲットして下さい。