
酒は酵母で決まる。プリンセスミチコ、華麗に登場。 ◇石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ
商品説明
《美しく香る酵母、プリンセスミチコの物語。》
日本酒の味を決める司令塔 それが「酵母」。
香りも味も、酒の個性は酵母から生まれます。
酵母の個性を活かす設計図こそが、醸造家の腕の見せどころ!
その酵母の中でも、ちょっと特別な存在が「花酵母」。
今回ご紹介する「プリンセスミチコ酵母」は、バラの品種「プリンセスミチコ」から分離された酵母。
東京農業大学 花酵母研究会が選び抜いた逸品です。
この酵母を使うことで、日本酒にほんのりと果実を思わせるような香りが加わります。
でもご安心を、香りが前に出すぎて、料理を邪魔するようなことはありません。
あくまで、石鎚酒造らしく、食中酒としての美しいバランスを保った酒に仕上がっています。
華やかさと、落ち着き。
香りがあっても、食事に寄り添う。
そんな“ちょうどいい”一杯、気になりませんか?
《香りの輪郭が、食を引き立てる。》
「食事を引き立てる酒」を信条とする愛媛の酒蔵、石鎚酒造。
その石鎚が手がけた新たな挑戦が、「石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ」です。
主役は、東京農業大学 花酵母研究会が開発した「東京農業大学バラ酵母 PM-1」通称プリンセスミチコ酵母。この酵母は、華やかな吟醸香を演出する力を持ちながらも、派手すぎない、あくまで“上品な香り”が特徴です。
使用する米は、愛媛県産の酒造好適米「しずく媛」。
その米を丁寧に磨き上げ、精米歩合は55%。
米の旨味を残しつつ、雑味のない繊細な味わいを引き出しました。
酒質は、蔵元いわく「マンゴーやリンゴ、バナナのような果実香がふんわり感じられ、やわらかな味幅と調和した純米吟醸」。でも香りが前に出すぎることはありません。
石鎚らしく、料理と調和する穏やかさがしっかりと残っています。
火入れをしているので、酒質は安定。
常温保存も可能ですが、冷酒で香りをより楽しむのがおすすめです。
アルコール度数は16度とやや高め。
飲み応えもしっかりあります。春限定出荷の特別な一本。
石鎚の“やさしい華やかさ”を、この一杯で味わってみてください。
《季節の料理と、香りをやさしくつなぐ日本酒。》
この酒の楽しみ方は、温度による表情の変化にあります。
華やかすぎず、でもしっかり香り立つ。
そんな繊細なバランスだからこそ、温度で味わいの印象も変わるのです。
【冷酒(5 10℃)】
果実香が一番感じられる温度帯。
ふんわりと香るバラ酵母の個性を、ぜひ最初の一杯で。
【常温(15 20℃)】
香りは少し落ち着き、米の旨味がじんわりと広がります。
料理と一緒に飲むなら、この温度が真骨頂。
【ぬる燗(35 40℃)】
まろやかさが前に出て、酒の輪郭がよりやさしくなります。
穏やかな料理と合わせれば、心ほどける食卓に。
■この酒に合うおすすめ料理
1.鯛の昆布締め
米の旨味と昆布の旨味が重なり、香りが引き立つ好相性。
2.焼きナスとおろし生姜
軽やかな香りがナスの香ばしさに寄り添い、食欲をそそります。
3.煮穴子の白焼き姜
甘みある脂とまろやかな酒がベストマッチ。
4.春キャベツとホタルイカの酢味噌和え
香りと酸味、酒の旨味が見事に調和します。
香りが強すぎないからこそ、料理の味を引き立てる力がある。
それが、石鎚らしさです。
この春の一杯を、ぜひ“食卓の名脇役”として迎えてください。
《派手すぎない華やかさが、ちょうどいい。》
「石鎚 純米吟醸 プリンセスミチコ」は、
花酵母の華やかさと、石鎚らしい食中酒としての落ち着きを、見事に両立させた一本です。
香りは、派手すぎず。
味わいは、穏やかすぎず。
料理を引き立てながら、そっと食卓に華を添えてくれます。
春の一時、グラスに咲くバラのような一杯を。
そして、日常の中に少しの特別を。
季節限定の出荷です。出会えるのは“今”だけ。
お早めに、お手元へお迎えください。
《保存・発送について 常温発送可能です》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《この酒を造る石鎚酒造について。》
創業は大正9年(1920年)、愛媛県新居浜市の酒蔵、石鎚酒造。
酒名でもある「石鎚」は、西日本最高峰「石鎚山」から名前をいただいたもの。
兄弟とその家族が中心となり、食中酒を得意とする気鋭の酒蔵です。
愛媛県西条市は、名水百選に選ばれている「うちぬき」と呼ばれる湧き水が広範囲で湧き出る「名水の町」。
石鎚に使われる仕込み水も、「うちぬき」と由来を同じくする石鎚山系の豊富な湧き水で造られています。
そんな軟水から造られる酒は、水の特徴を表した美しく優しい酒。
食事との相性がいいため、地元では割烹など和食の飲食店に重宝されている酒。
手造りによる素朴な味わい。どこか落ち着くいぶし銀のような存在の酒。
穏やかな味わいの中に不思議と人を引きつける魅力を持っている日本酒です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 石鎚酒造(愛媛県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.ishizuchi.co.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:愛媛県産しずく媛 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:±0 ■酸度:1.3 |