《静かに人気を集める、美しい吟醸香が薫る焼酎》

食中向け純米酒、石鎚の商品で隠れた人気メニュー。それがこの粕取り焼酎です。

この焼酎は、槽しぼりをした際に出る酒粕を原料に造られます。ここまでだと他社でも粕取り焼酎として販売しているのですが、石鎚では純米吟醸、および純米大吟醸から取れる高級酒粕のみを原料に使用している点がポイント。

グラスから香る優雅な吟醸香と柔らかい口当たり、スッキリした後味が爽やかな余韻を残す味わいは、日本酒らしさを思わせる焼酎に仕上がっています。

また、この焼酎は「真空減圧蒸留」という製法を採用しており、気圧を低くする事で沸点となる温度を下げ、およそ３０度という低い温度での蒸留を実現しています。そのため蒸留後も香りが豊かに残り、なおかつ柔らかい味わいの焼酎が誕生しました。

今年は蔵元サイドでも秋に完売となり、しばらく入荷待ちが続いていたほどの人気商品なのですが、石鎚の蔵元は、あくまで副産物として生まれる酒粕の利用が目的でこの焼酎を開発したのであり、いくら焼酎が売れても先ず日本酒の醸造ありき、と力強く語っています。

焼酎を造る原料となる酒粕は、石鎚の純米吟醸、純米大吟醸がなければ生まれません。

この焼酎をお求めの皆様、ぜひ石鎚の純米吟醸、純米大吟醸酒も併せて１本、買い物かごに入れてご注文いただければと思います。