《心地良いまったり感とほのかなガスの爽快感が魅力！》
「百十郎」の「MONONOKE(物の怪)シリーズ」と聞くと何だか恐ろしいイメージを持ってしまいがち。
ですが、実際には全くそんなことはありません！
って、当たり前のことですが(笑)
「百十郎　MONONOKE　覚(さとり)」はシャープな味の代表格、五百万石にしては異色のまったり系。
まったり感を感じながらも程よいガス感が締めてくれるのでとても飲み心地の良い酒に仕上がっています。

《岐阜県に伝わる覚(さとり)と呼ばれる妖怪》
覚(さとり)とは現在の岐阜県に当たる、飛騨地方・美濃地方の山奥に住んでいるとの言い伝えがある妖怪です。
最大の特徴は人の心を読むことが出来ること。
全身が黒い毛で覆われていて、猿のような姿をしていますが、人を驚かすのが好きなだけで、危害は加えない妖怪だとも言われています。
人の心を読むことが出来るので、自身をやっつけようとする人が現れると、その心を読んで逃げ出してしまうのだとか。

《リラックス効果！飲むとホッとする味わい。》
「百十郎　MONONOKE　覚(さとり)」は一言で表現するとなごみ系。
基本的にはまったり系なのですが、まったりなだけでは正直重い…。
そこに発酵由来の炭酸ガスが加わることによって適度な爽快感が生まれ、結果、軽快に飲める。
それが、「覚」の長所です。

しっかり冷やして冷酒で飲むのがおすすめ。
普段は冷やし過ぎをおすすめしない私ですが、「覚」は別。
キンキンに冷やして爽快感をアップさせて下さい。
あなたの心に自然と溶け込むようななごみ系の酒。
「百十郎　MONONOKE　覚(さとり)」
是非お試し下さい！

(文章：金巻 忍)