《「百十郎」のトップバッターは一番人気の大辛口「赤面(あかづら)」》

御覧下さい！この歌舞伎役者の顔をモチーフにしたインパクトのあるラベル！

これは「隈取(くまどり)」と言って歌舞伎役者独特の化粧法の1つです。

1本でも十分迫力があるのですが、百十郎のラベルは並べると更にインパクトが増します。

飲食店さんや酒販店さんで開かれるお酒の会でも記念撮影される方がとても多いのも納得です。

そして、今回御紹介するトップバッターは百十郎の中でも一番人気の「赤面(あかづら)大辛口純米酒」です。

12号酵母で醸されたお酒で、日本酒度が+12と高いのが特長です。

では、早速試飲に入ります。

香りはとても控え目です。華やかでは無く、旨さを感じさせてくれる香りです。

期待が高まったところで一口。情報通りの辛口です。シャープな辛さを感じます。

が、香りからも感じられた旨さがやって来ます。この旨さがしっかりあることで数値程の辛さを感じないというのが正直な感想です。

味のある辛口、旨さの光る辛口で、飽きることなく飲み進むお酒です。

旨さがしっかりとあるので、合わせられる御料理の幅がとても広く、懐の深さを感じさせてくれます。

私が百十郎を初めて飲んだ時、一番食べたいと思ったのが甘辛い味噌味の御料理です。

岐阜の地酒ということで朴葉味噌やお隣愛知県の土手煮や味噌カツ、味噌おでんが食べたくなりました。中国料理ですと回鍋肉がお勧めです。

飲み方は冷酒から常温、お燗まで幅広く対応します。

普段の晩酌、飲食店様の定番メニューとしてもお勧め致します。