自ら栽培した米を自ら醸す!蔵人石橋伸也渾身の一貫造り! ◇陸奥八仙 Mixseed Series(ミクシードシリーズ) 自社田 -Hanahubuki88- 720ml
商品説明
《自ら栽培したお米を自ら醸す!蔵人石橋伸也渾身の一貫造り!》
新しく酒造技能士を取得された蔵人さんがそれぞれの想いを込めて醸した「陸奥八仙のMixseed Series(ミクシードシリーズ)」
第四弾、アンカーを務められたのは頭の石橋伸也さんです。
ところで、「Mixseed(ミクシード)」って何?
「Mixseed」というのは「Mix(混ぜる・交わる)」と「Seed(種)」を合わせた造語です。
種とは八戸酒造の若手の蔵人さんのことを指しています。
「八戸酒造」の杜氏、駒井伸介(こまいのぶゆき)さんと、頭の石橋さんが酒造技能士1級を。
製造部社員の中曽根さん、足立さん、木村さんが酒造技能士2級をそれぞれ取得されました。
そこで、石橋さん・中曽根さん・足立さん・木村さんの4人をフィーチャーしたお酒をリリースされることに。
これから芽を出す種のように、大きな可能性を秘めた若い蔵人さんが力を合わせ、4名それぞれが表現したいお酒を造られました。
それが「Mixseed」です。
さて、頭の石橋さんが手掛けられた「Mixseed Series」のサブタイトルは「自社田-hanahubuki88-」
2つのキーワード「自社田」と「hanahubuki88」
これはこのお酒が自社田で蔵人さんも一緒に栽培された青森県の酒造好適米、華吹雪の88%精米で造られたお酒であることを意味しています。
「八戸酒造」では蟹沢地区(がんじゃちく)に自社田を所有していらっしゃいます。
蟹沢地区は八戸市の上下水道発祥の地で、美しい水に恵まれた地域です。
その地区で青森県の酒造好適米、華吹雪を蔵人さんやがんじゃ自然酒倶楽部のメンバーと一緒に栽培されています。
私も2019年9月に蔵を訪問した際、営業さんにお願いして田んぼを見に連れて行って頂きました。
辺り一面に広がる美しい黄金色は今でもよく覚えています。
あの美しいお米からこのお酒は出来たのだと、今回の商品が届いた時は感動がグッと込み上げて来ました。
見学させて頂いただけの私ですら感動を覚えるのです。
栽培・収穫から酒造りまで関わられた石橋さんにはもっと深い想い入れがあるハズ。
実際、石橋さんはあるこだわりを持ってこのお酒を仕込まれました。
それが精米歩合。
せっかく心を込めて作ったお米、磨き過ぎるのは勿体無いということで、敢えて磨き過ぎず、88%精米で今回のお酒を仕込まれたのです。
88%精米。
ピンと来られない方もいらっしゃるでしょう。
玄米から12%磨いたのが88%精米。
普段食べている白米とほぼ同じです。
華吹雪を使った他のお酒ですと、米粒と言うよりまるで白いビーズのような50%や40%にまで磨かれることもあります。
それと比較すると、88%と言えば外側の皮を1枚めくった程度です。
そもそもなぜお米を磨くのか。
それはお米の表層部(外側)を磨かずにお酒を造ると雑味が出るとされて来たからです。
50%・30%は当たり前、中には1桁台にまで磨かれたお米で仕込まれることもあります。
その一方で、磨き過ぎると旨味が減るという考え方もあります。
雑味と捉えれば雑味。
でも、それも旨味のうち。
そんな考え方で敢えて磨かないお米で造られたお酒も数多くあります。
では、今回の「Mixseed」は?
88%精米だったら雑味のあるお酒?
それが違うんです。
キレイな旨味が乗ったお酒に仕上がっています。
精米の技術も酒造りの技術も日々進歩しています。
近年は低精白でもキレイなお酒が造れるようになって来ているのです。
「Mixseedの自社田-hanahubuki88-」もお米の旨味を感じながらも優しい飲み心地を実現しています。
「Mixseed Series」はこれで全て出揃いました。
それぞれタイプは異なりますが、一貫しているのは、親しみやすさ。
4人の造り手がもっと多くの方に日本酒を飲んで頂きたいという想いで日々酒造りと向き合っています。
どうかこの機会に「Mixseedの自社田-hanahubuki88-」を始め、全ての「Mixseed Series」を飲んでみて下さい!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 八戸酒造(青森県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
■甘辛:辛口 ■原料米:青森県産華吹雪 ■精米歩合:88% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:+3.0 ■酸度:1.7 |