《八戸酒造のチャレンジ精神！99%精米仕込み！》

日本酒(清酒)には様々な決まりがあります。

お米・米麹を使用すること。

漉すこと。

アルコール度数が22度未満であること。

このお米は白米を指しています。

つまり、玄米でお酒を仕込んでも、清酒とは名乗れません。

「陸奥八仙のレイメイ99」は精米歩合99%。

つまり、玄米から1%だけ磨かれたお米で仕込まれたお酒です。

本来は玄米で仕込みたい所ですが、酒税法上、敢えて1%だけ磨かれました。

そもそもなぜお米を磨くのか。

お米を磨く方が時間も手間も掛かります。

更にそれだけ多くのお米が必要になります。

それでも精米する理由は、お米の表層部にある脂質やたんぱく質が雑味となり、お酒の香味に悪い影響を与えるからです。

逆に味わい豊かなお酒に仕上げる際はあまり磨き過ぎず、低精白のお米で仕込まれることもあります。

今回、「八戸酒造」は精米歩合99%にチャレンジしました。

それは、99%のお米でもキレイなお酒が造れるという自信の表れ。

99%なんだからと雑味があっても良いでしょ、ではこのチャレンジに意味はありません。

もちろん、美しさ、透明感では断然高精白に軍配が上がります。

しかし、今の「八戸酒造」の技術を持ってすれば、低精白のお米でもこんなにキレイなお酒が造れる！

という人の力・努力を感じて頂きたいです！

雑味と旨味は違います。

「陸奥八仙のレイメイ99」

「八戸酒造」のチャレンジ精神を感じながら飲んで頂きたいです。