《ありそうで無かった！富山県産山田錦の純米大吟醸！》

富美菊酒造の「羽根屋」で主に使用されているお米は富山県産の五百万石。

大人気商品の純米吟醸の「煌火(きらび)」や純米大吟醸の「翼」も五百万石です。

これまでにも、大吟醸など一部の商品には山田錦が使用されていましたが純米大吟醸としてはこのお酒が初！

意外ですよね？

確かによーく思い起こしてみるとありませんでした。

山田錦というと兵庫県が有名ですが、富山県でも山田錦は栽培されています。

立山連峰の伏流水と地元産の山田錦で醸された純米大吟醸。

文字通り「オール富山」のお酒、山田錦バージョンとして誕生したのが越中山田錦50です。

地元富山県産の山田錦を50%精米。

低温でじっくりと醸されたお酒をすぐに瓶詰め。

フレッシュ感を瓶にギュッと閉じ込めたお酒です。

山田錦のお酒で感じて欲しいのは味の膨らみ。

五百万石のシャープな味わいに比べて、山田錦は円みがあって柔らかい。

香りも決して派手では無く、口に含むとふわぁっと優しく広がります。

ワイングラスで美しい余韻をお楽しみ下さい。

このお酒でもう1つ美しいのがラベル。

ジャケ買いする方もいらっしゃるのではないかと思います。

外見、中身、全てが洗練された美酒。

羽根屋初、山田錦の純米大吟醸。

羽根屋ファンなら絶対飲んで下さい。

(文章：金巻 忍)