《似ているようで全く違う！笑四季劇場の「トロンプルイユ」！》

今年1回限り、翌年以降は同じ商品が発売されないガチの限定品、それが「笑四季劇場」。

今回の笑四季劇場は、笑四季酒造の新酵母「emishiki-m酵母」の特性を探る意味合いで、開発テストを通じて造られたお酒です。

タイプ別で2本同時発売！

それぞれ「トロンプルイユ　rouge(ルージュ)」「トロンプルイユ　blue(ブルー)」と名付けられています。

「トロンプルイユ」とはフランス語で「目を騙す」という意味で「だまし絵」や「トリックアート」と呼ばれる物もこれに該当するようです。

当商品のラベルがまるで凹凸があるかのように見えるデザインなのも、商品名から由来しているのでしょうね。

さて、「rouge(ルージュ)」「blue(ブルー)」と分けたからには、もちろん味の特徴が異なります。

このページでは「ルージュ」を購入頂けますので、まず「ルージュ」について説明させていただきます。

「ルージュ」についてまずお伝えしたいのは口に含んだ時の甘味の広がり。

笑四季酒造さんが得意とする「甘口のお酒」。

それを造る技術が「ルージュ」にも遺憾なく発揮されています。

しっとりと緩やかに広がり続ける甘味は、やがてアクセントとして酸味が現れた後も力強く残り続けます。

ドッシリと甘味を味わいたい方にはとても満足していただけるお酒だと思いました。

一方、アルコール度数がやや低めになるよう設計された「ブルー」は、甘味重視ではなく、軽やかな甘味が特徴です。

軽く甘味を感じて、その後にやって来る酸味は「ルージュ」よりも強く、キレが良く後味がスーッと引いていきます。

鼻から抜けるお米の風味も「ブルー」の方が感じました。

【ブルー720mlはこちらから】

【ブルー1800mlはこちらから】

同じ酵母を使用していても印象は全く異なります。

この「似ているようで違う」というのが騙し絵を見ている時の不思議で面白い様と重なりました♪

似ているようで違う笑四季劇場「トロンプルイユ」は、是非飲み比べでお楽しみいただきたいです。

(文章：藤井 昇)