穏やかな絶望の先にあるのは、笑四季の新境地でした。 ◇笑四季 calm despair (カーム ディスペア) 穏やかな絶望 火入れ 720ml
商品説明
《穏やかな絶望の先にあるのは、笑四季の新境地でした。》
翌年にリリースされることのない、今年1回限りの限定商品「笑四季劇場」の商品がまたまた登場しました!
この機会を逃すと今後手に入れることが難しいレア商品で、商品名やラベルが奇抜である事も「笑四季劇場」の特徴の1つです。
今回の商品名は「穏やかな絶望」。
「絶望」って希望が絶たれると書くわけですが「穏やか」で済む事ってあるのでしょうか?
ちょっと考えてみたのですが、私の場合、お風呂のお湯が思ったより熱かった瞬間や、録画機器の容量が満タンになりそうな時くらいの絶望感が「穏やか」で済みそうな感じの絶望だという結論になりました(笑)
しかし何故このお酒にその名が付けられたのか?
飲む事で穏やかな絶望を感じるのでしょうか?
飲めば商品名の謎がわかりそうな気がします。
そんなわけで早速頂きます。
お酒を口に含んでみてまず驚きました。
笑四季は甘口傾向のお酒なので、口に含んだ瞬間、いや口に含む前から華やかな香りがしてくるのだろうと思っていたのです。
ところが、香りは抑えられており、口に含んでみるとドライな辛口の味わいがそこにはありました。
飲み始めに一瞬甘みを感じる物の、間違いなく辛口傾向のお酒です。
この味わいが「笑四季=甘口」と思っている方にとっては「穏やかな絶望」ということなのでしょうか?
「甘いと思ったのに辛いじゃないか!」
……こう書いてみると確かに丁度良い穏やかな絶望かもしれません(笑)
しかし甘くないからと言って悪いわけではありません。
確かに笑四季らしくないかもしれませんが、逆に言うと笑四季の新たな可能性が感じられるお酒です♪
笑四季酒造の新境地が感じられるお酒、是非皆様も体感してください♪
《笑四季劇場とは…?》
笑四季酒造が造るお酒に「笑四季劇場シリーズ」というものがあります。
そのほとんどがその時にのみ発売される限定品。
翌年に同じ名前・ラベルの商品がリリースされることは滅多になく、その時を逃すと一生手に入らないと言っても過言ではありません。
また、パッと聞いて日本酒とは思わないような商品名や、同じく一目見て日本酒と思わないようなデザインのラベルも笑四季劇場の特徴ではないでしょうか?
過去には「恋をするたびに…」「僕が僕であるためのエトセトラ」という名前のお酒も販売されました。
これらのネーミングは蔵元兼製造責任者である竹島充修(たけしま あつのり)さんが命名してます。
一見、奇抜な名前ですが、それぞれには一応の命名理由があるようです。
例えば「恋をするたびに」は蔵元の竹島さんが酵母に恋をしているところから付けられたそう。
そのシリーズの副題「ジョヴァンカと幸福論」はたまたま付けていたラジオから流れてきた、ジョヴァンカという歌手と椎名林檎の歌「幸福論」から命名、などなどの理由です。
それぞれの商品名がどのようにして付けられたのか妄想しながら飲めるのも、笑四季劇場の魅力の一つ。
今宵の笑四季劇場は一体どのような感動を与えてくれるのでしょうか?
(文章:藤井 昇)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 笑四季酒造(滋賀県) |
特定名称 | 非公開 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.emishiki.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:滋賀県甲賀市信楽町産渡船2号 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |