それは甘口酒がお届けする出逢いと切望の物語…? ◇笑四季 夢を見た魚 火入れ 720ml
商品説明
《今度の笑四季劇場は出逢いの物語…?》
笑四季酒造がお送りする神出鬼没の単発商品「笑四季劇場」のお酒。
今回紹介するお酒、商品名は「夢を見た魚」です。
笑四季さんの商品名で「どういう意味?」となったらとりあえずそのワードでネット検索をするようになりました(笑)
今回も例に漏れず検索!!
調べたところ「夢を見た魚」という曲が見つかりました。
曲調はゆったりとしていて、歌詞はどことなく切ない感じ。
別れを予感しているけどまた逢いたいと切望しているような歌詞です。
そしてラベルにはネッシーのような生き物が確認できます。
ネッシーは未確認生物の代表格と言っても良いくらい有名ですよね。
イギリスはスコットランドのネス湖で過去に多くの目撃例が報告されたのですが、現代に至るまでその存在は生物学的に確認できていない謎に包まれた生物。
多くの人がその存在を否定していても、実在することを信じている人はネッシーに逢える日が来ることを切に願い続けている。
これもまた「逢いたいと切望している」んですね。
今回のお酒のテーマはこれでしょうか?
そこら辺の答えを導き出せずフワフワとしていますが、とりあえずお酒を頂こうと思います!
お酒を注ぐと、まずふんわりとした優しい甘い香りが鼻先をくすぐります。
それを口に含むとしっとりとした甘さが広がりました。
甘いだけなら甘ったるい後味になりそうですが、程よい酸が後からやって来て、まとまりのある後味に仕上げてくれます。
印象としてはしっとり染み込むような甘さとサッパリとした甘さの融合のような感じ。
何とも不思議な味わいですが、甘口好きな人には好きになっていただけるお酒だと思います。
最近「甘いお酒はチーズと合うよ」というアドバイスを先輩スタッフから貰ったので、こちらのお酒で早速試してみました!
これが見事に合うんです!
私が用意したのはスティックチーズ(魚肉ソーセージみたいなラップに包まれているやつ)です。
チーズのコクとしょっぱさがお酒の甘さと合わさることで、まろやかでとろけるような美味しさに変わります。
それにより、お酒の甘さに隠れていたほろ苦さも姿を現すのですが、このほろ苦さが良いアクセントになるんです♪
お酒に合う食べ物を発見した時、驚きと共に喜びも感じます。
お酒を飲む側もまた、ピッタリ合う食べ物に出逢うことに切望しているのかもしれません。
引いてはお酒や食べ物も、それぞれのピッタリ合う相方に出逢えることを切望しているのかも。
夢を見た魚…。
夢を見た肴(さかな)…。
そういうことなのでしょうか?(笑)
《笑四季劇場とは…?》
笑四季酒造が造るお酒に「笑四季劇場シリーズ」というものがあります。
そのほとんどがその時にのみ発売される限定品。
翌年に同じ名前・ラベルの商品がリリースされることは滅多になく、その時を逃すと一生手に入らないと言っても過言ではありません。
また、パッと聞いて日本酒とは思わないような商品名や、同じく一目見て日本酒と思わないようなデザインのラベルも笑四季劇場の特徴ではないでしょうか?
過去には「恋をするたびに…」「僕が僕であるためのエトセトラ」という名前のお酒も販売されました。
これらのネーミングは蔵元兼製造責任者である竹島充修(たけしま あつのり)さんが命名してます。
一見、奇抜な名前ですが、それぞれには一応の命名理由があるようです。
例えば「恋をするたびに」は蔵元の竹島さんが酵母に恋をしているところから付けられたそう。
そのシリーズの副題「ジョヴァンカと幸福論」はたまたま付けていたラジオから流れてきた、ジョヴァンカという歌手と椎名林檎の歌「幸福論」から命名、などなどの理由です。
それぞれの商品名がどのようにして付けられたのか妄想しながら飲めるのも、笑四季劇場の魅力の一つ。
今宵の笑四季劇場は一体どのような感動を与えてくれるのでしょうか?
(文章:藤井 昇)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 笑四季酒造(滋賀県) |
特定名称 | 特別純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.emishiki.com/ |
■甘辛:甘口 ■原料米:滋賀県産越神楽 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |