初代蔵元の名を冠した笑四季の「竹島榮三郎」シリーズ。

最大の特徴は「先代杜氏の時代に蔵内の吟醸もろみから分離された酵母を使用している」ということです。

それにより、笑四季酒造にしかない個性を表現しています。

こちらのお酒、笑四季の定番酒である「Sensation」の上位版であり、しかしフラッグシップ等の高級品よりは手に取りやすい身近な存在でもある、笑四季のラインナップではミドルクラスに位置するお酒です。

米違いでシリーズ展開される当商品。

「玉栄」バージョンでは、爽やかさとバニラを思わせる甘い雰囲気を出せるように心がけたようです。

しかしこの玉栄というお米、以前別の商品で「甘味を基調とする笑四季酒造では、扱いが一筋縄ではいかず、蔵元も苦手意識を持っている」と紹介しました。

その味わい、是非お確かめください♪

ラベルデザインは美術作家・イラストレーターであり、多くの個展も開いている下平晃道さんの描き下ろしです。

この方の作品を何点か見たのですが、色の使い方が独特なのに綺麗！

その感じが当商品のラベルにも表れていました。

「竹島榮三郎」は中味だけでなくラベルでもお楽しみいただけるシリーズです♪

(文章：藤井 昇)