今季も笑四季劇場開幕!渡船による喜劇の物語。 ◇笑四季 Wの喜劇 純米吟醸 火入れ 720ml
商品説明
《笑四季劇場新シーズン開幕 Wの悲劇 》
笑四季酒造が造るお酒に「笑四季劇場シリーズ」というものがあります。
そのほとんどがその時にのみ発売される限定品。
翌年に同じ名前・ラベルの商品がリリースされることは滅多になく、その時を逃すと一生手に入らないち言っても過言ではありません。
また、パッと聞いて日本酒とは思わないような商品名や、同じく一目見て日本酒と思わないようなデザインのラベルも笑四季劇場の特徴ではないでしょうか?
過去には「恋をするたびに…」「僕が僕であるためのエトセトラ」という名前のお酒も販売されました。
これらのネーミングは蔵元兼製造責任者である竹島充修(たけしま あつのり)さんが命名してます。
一見、奇抜な名前ですが、それぞれには一応の命名理由があるようです。
例えば「恋をするたびに」は蔵元の竹島さんが酵母に恋をしているところから付けられたそう。
そのシリーズの副題「ジョヴァンカと幸福論」はたまたま付けていたラジオから流れてきた、ジョヴァンカという歌手と椎名林檎の歌「幸福論」から命名、などなどの理由です。
今回のWの喜劇の「W」は原料米の「渡船(わたりぶね)」から来ているようです。
今宵の笑四季劇場は一体どのような感動を与えてくれるのでしょうか?
《笑四季がお送りする喜劇作品。主演は「渡船2号」!》
なんだなんだ!?今度は一体なんなんだ!?
笑四季酒造から商品案内が届くと、毎度新鮮な気持ちでリアクションしてしまいます♪
今回届いたお酒の商品名は「Wの喜劇」。
完全にあれですよね(笑)
某映画が頭をよぎる商品名。
その映画の主演女優の名前から、お値段を「8,940円」にしたいと思ったそうですが、何とか思いとどまってくれたようです(笑)
Wの喜劇の「W」とは渡船のイニシャル!
そう、使用米は渡船。
平成30年産の滋賀渡船2号を使用しています!
滋賀渡船とは昭和の中頃に生産が途絶えた、滋賀県の古の酒米。
文献に残っていただけの、半世紀も生産されていなかった、幻と言っても良い酒米なんです。
平成16年、そんな幻の酒米を復刻させようという取り組みが行われました。
滋賀県の「JAグリーン近江酒米部会」が滋賀県農事試験場(現 農業技術振興センター)から手に入れることができた、わずか50gの籾種。
そこから栽培を拡大していき、現在では多くの酒蔵で使用される、滋賀県を代表する酒米の1つになっています。
滋賀渡船には2号、4号、6号、と種類があり、よく使用されるのは長稈の6号。
しかし、笑四季酒造は短稈の2号で酒造りに取り組みました。
さて、「Wの喜劇」の味わいはいったいどのような物なのか?
早速頂きました!
香りは穏やかながらも、ふんわりとした甘さを感じます。
口に含んでまず感じるのもやっぱり甘み。
しかし少しずつ酸が姿を現して舌の上で踊りだします。
最終的には甘みが勝つ印象ですが、この酸が良いアクセントになっています。
飲み込んだ後に返ってくるのはふくよかなお米の香り。
今回の笑四季劇場も、素晴らしい作品に仕上がっています。
当初はもっと遅くに出荷を計画していましたが、原料米の渡船のポテンシャルが予想以上に発揮されたため味の乗りがピークを迎えました。
そこで計画よりも早くの出荷となりました!
是非皆様もご賞味…いや、ご鑑賞くださいませ♪
(文章:佐野 吾郎・藤井 昇)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 笑四季酒造(滋賀県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.emishiki.com/ |
■甘辛:やや甘口 ■原料米:滋賀県産渡船二号 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |