これからの獺祭を担う若人が造る、未来の獺祭の原点となる酒! ◇クラフト獺祭 300ml
商品説明
《これからの獺祭を担う若人が造り上げた、未来の獺祭の原点となるお酒!!》
旭酒造からリリースされた「クラフト獺祭」という商品。
「クラフト(CRAFT)」とはいったいどのような意味なのでしょう?
クラフトジンやクラフトビールという言葉をよく聞きますが、説明を求められるとよくわかっていない自分に気づきました。
調べてみたところ、「クラフト」とは「技術」や「技巧」という意味なのだそうで、そこから転じて「手芸品」「工芸品」などを指す言葉になったようです。
お酒で言う「クラフト」とは、明確な定義はないようですが、技術力を生かし、原料や製法にこだわり抜いた代物というイメージでしょうか。
(弊社ではクラフトジンの扱いもございますが、使用されている物が山椒や生姜や抹茶、ヒノキなど個性的であったり、オール県内というこだわりを持つものだったりします。)
それでは「クラフト獺祭」とはどのようなお酒なのでしょう?
まずお酒の種類としては日本酒です。
精米歩合は39%と「磨き三割九分」と変わらず。
使用している酒母も酵母も普段の獺祭と変わらないようです。
それでは「クラフト獺祭」という名の「磨き三割九分」ですよね。
いったい何が違うのでしょう。
蔵から頂いた商品案内を読んで、確認できた相違点が2つありました。
1つは原酒であること。
普段の獺祭は加水をしています。
そしてもう1つは、洗米から麹造り、仕込み、もろみ管理などの主要な仕事のほとんどを入社3 6年程の若手社員が2人1組のチームで行ない、お酒を造り上げているということ。
酒造りをもっと若いメンバーに知ってもらおう。
酒造りの難しさも面白さも知ってもらおう。
そういう考えから生まれた試みです。
2人1組というのがポイントだそうです。
過去にも若手社員による酒造りを実施していたそうですが、その時は10人ほどで1チームでした。
そうなると、代表の人間以外は「ただやっているだけ」という状況になってしまうようです。
そうならないための2人1組のチーム。
2人1組のチームにすることで責任感が生まれ、考え、経験が身になるということですね!
経験の少ない若手社員が造ったという点で考えると、クラフト(=技術、技巧)という言葉とは相反する気がします。
しかし経験が少ないながらも必死に考え、責任を持って造り上げたという点で考えると、クラフト(=こだわり抜いた代物)という言葉は納得です。
(もちろんベテランの方々も必死に考え、責任を持って、それこそ死ぬ気でお酒を造り上げていますが。)
旭酒造の会長が書いているメールマガジン「蔵元日記」によると、実は内心ヒヤヒヤしながら経過を見守っていたようです。
「うまくいかなっかたどうしよう。」
「彼らのプライドを傷つけないように立て直すにはどんなふうに言ったら良いんだろう。」
そのようなことを考えていたそうですが、実際は大きな欠陥はなく無事に搾りまでたどり着きました。
ちょっと荒さは感じるものの、みっちりとパワーがあるお酒。
会長は「クラフト獺祭」についてそのように語っています。
これからの獺祭を担う若人が造り上げた獺祭。
つまり、未来の獺祭の原点となるお酒!
どうぞご賞味ください!
商品スペック | |
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容量 | 300ml |
製造元 | 旭酒造(山口県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | |
■甘辛:フルーティー ■原料米:山田錦 ■精米歩合:39% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |