良質な土壌由来の力強い旨味を感じる大那の看板商品! ◇大那 純米吟醸 那須五百万石
商品説明
《良質な土壌由来の力強い旨味を感じる大那の看板商品!》
日本酒の原料は米、米麹、水。
地酒とは地元の米・水で造られた日本酒かと言えば、それは一概には言い切れません。
実際、兵庫県産の山田錦や岡山県産の雄町などは全国の蔵元で使用されています。
そんな中、「大那」で使用されている米の約95%は地元栃木県産。
それらの米は那須高原の麓、「黒田原地区(くろだはらちく)」の契約農家が減農薬で栽培されています。
「大いなる那須の大地の恵みが育んだ手造り清酒」として「大那」を名乗るに相応しい使用比率の高さではないでしょうか。
さて、今回ご紹介するのは、「大那」と言えばこの酒!
と、即答出来る程の看板商品。
「純米吟醸の那須五百万石」
商品名にもあるように、地元那須産の五百万石を全量使用して造られています。
「菊の里酒造」の蔵元、阿久津氏によると、五百万石と言えば、新潟県・淡麗辛口といイメージが強いが、それを何とか変えたかったのだとか。
実際、味があってキレの良い食中酒に仕上がっております。
この味とキレを出す為に蔵元は造りだけでは無く、米作りにもこだわられています。
米と水で造られる日本酒だからこそ、どこにも負けない高品質な酒造好適米を地元で作りたい!
阿久津氏の強い思いよって、2006年(平成18年)に発足されたのが「大那酒米研究会」です。
「大那酒米研究会」は、「大那」の阿久津氏と農業士の有本孝之氏が率いる「那須クリーン農業研究会」と契約農家で結成されています。
この研究会でまず始めに取り組んだ米が寒冷な那須地区でも比較的安定して収穫出来る五百万石。
「大那」の米を栽培されている那須高原の麓の黒田原地区の契約農家では「有機循環型農法」が採用されています。
畜産業が盛んで、広葉樹林が広がるという地域性を生かすことで出来た完熟堆肥を水田に投与することで良質微生物の活性化を促進。
結果、水田本来の力を発揮すべく、化学肥料や除草剤等の農薬の投与を最小限度に抑えることを可能にしています。
良質な土壌は稲の生育には欠かせません。
根を地中深くまで伸ばすことにより、気候条件に左右されること無く健康に育ち、病気にも負けない強い稲に育ちます。
ミネラル分が豊富な土壌で栽培された「那須五百万石」は、大粒で溝が深く、心白が大きいという、良質な酒造好適米の条件を見事に満たしているのです。
このように良質な五百万石を用いて造られているからでしょうか。
「純米吟醸の那須五百万石」はシャープな中に米の旨味が光っています。
美味しいと言うよりは旨い!と言いたくなる味わい。
実はこの「純米吟醸の那須五百万石」、私が阿久津氏と初めて大阪市内で飲んだ際にご用意して頂いたお酒なんです。
つまり、「純米吟醸の那須五百万石」は蔵の看板商品であり、私にとっても思い入れの深い商品。
たまたまその場にいらした五百万石のお膝元の蔵の杜氏さんも絶賛されていました!
那須の黒田原地区の米の旨さを是非味わってみて下さい!
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 菊の里酒造(栃木県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | https://www.daina-sake.net/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:栃木県那須産五百万石 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |