花が咲く季節としてあまりイメージされない冬。

そんな冬に咲く寒椿。

「梵　寒椿」も、雪深い越前の庭に凛と咲く寒椿のように、儚さの中に芯の強さ、気高さを伝える純米大吟醸酒です。

まず目を見張るべきはその外観。

見るからに和風の箱を開けると、「雪の庭に咲く一輪の花」と書かれた薄紙にお酒が包まれています。

それをめくると更なる和風。

越前手漉き手もみ和紙に包まれたお酒が姿を現します。

筆文字の「寒椿」の文字にの下には日本画が描かれています。

この寒椿の日本画は、蔵元の加藤社長自ら描かれた物だそうです。

まるで一つの芸術作品のようで、和紙からお酒を取り出す事が勿体なく感じてしまいます。

この落ち着きつつも高級感を放つ外観は、派手な物よりも、落ち着いた純日本、和風を愛する方に贈ると喜んでいただけるお酒だと思います。

使用している酒米は兵庫産特A地区産の山田錦。

それを35％まで精米しました。

そして純米大吟醸として醸したお酒を、瓶詰め後0度で保たれた氷温庫で2年間熟成させました。

透明感のある口当たりと、2年熟成から来るしっとりとした旨さを是非体感してください。