《秋田酒こまちを感じたいならこのお酒！》

いきなりですが、あきたこまちと秋田酒こまちは別のお米です。

あきたこまちは食用米で、秋田酒こまちは酒造好適米です。

まあ、酒って入ってますし、字を見比べるとそのままなんですけどね。

ですが、耳で聞くと、何かそんなお米あったよなって、あきたこまちを想像する方が割といらっしゃるんです。

先に出来たのはあきたこまち。

1984年に秋田県の奨励品種に認定され、作付面積はダントツのコシヒカリには遠く及びませんが、それでも常に上位にランクインしている、日本を代表する食用米です。

秋田酒こまちは、1992年に秋系酒251号を母に、秋系酒306号を父として交配し誕生した酒造好適米です。

2000年に秋田酒77号という系統名が付けられ、2004年に秋田酒こまちの名前で品種登録されました。

米粒は大きく、心白も山田錦並みに大きく、粗たんぱくの含有量は低いという理想の酒米です。

また、秋田県の代表品種美山錦に比べ背丈が低く、倒れにくいということで生産性が高いというのも特長。

秋田酒こまちは溶けやすく、しかも、粗たんぱくが少ないので、旨さとスッキリ感が両立した酒質のお酒が多い傾向にあります。

そんな秋田酒こまちの特長を味わいならこのお酒！

という代表銘柄と言っても良いお酒が「阿櫻の秋田酒こまちの特別純米」です。

9号酵母のスペシャリスト、照井杜氏が秋田酒こまちの特長を見事に引き出されています。

セクシーシリーズの純米吟醸も人気ですが、お米の特長がより顕著に表現されているのは特別純米！

品の良い香り、美味さと切れの良さ。

止まらなくなるお酒です♪

秋田酒こまちを知りたいあなた。

難しいことはヌキにして美味しいお酒が飲みたいあなた。

「阿櫻の秋田酒こまちの特別純米」を是非飲んでみて下さい。

(文章：金巻 忍)