照井杜氏渾身の低アル原酒!りんごちゃんの火入れ♪ ◇阿櫻 あざくら 夏の青りんごちゃん☆
商品説明
《照井杜氏が本気で造った低アル原酒!りんごちゃん♪》
「あざくら」の中で最もキャッチーで可愛らしいラベルのお酒!
「りんごちゃん」
まず始めに申し上げておきます。
「りんごちゃん」と言ってもりんごのリキュールではありませんよ!
念の為に書いておかないとリキュールと間違えるかも知れないとボスが申しますので…。
もちろん、日本酒です。
まるでりんごのようにキュッと甘酸っぱい低アル原酒です。
アルコール度数が低いだけの薄っぺらい低アルではありません!
キャッチーな味わいと適度な飲み応えを可能な限り両立させたお酒です。
先に名前の由来だけお話ししますと、「りんごちゃん」に使用されている酵母が「きょうかい77号」がリンゴ酸高生産性多酸酵母なので、そこから名付けられています。
「阿櫻」を語る上で外すことが出来ないのが照井杜氏。
照井杜氏はとにかくスゴい!
営業の立場から市場を見て、こんなお酒を造って欲しいと意見が上がるのですが、照井杜氏は一切反対しない。
黙ってチャレンジする。
そして、きっちり仕上げて来られる。
職人です!
幾多の金賞受賞歴や黄綬褒章を受章されたことが示す通り、御年70歳を超える名杜氏です!
しかし、そこには俺の酒を飲め!なんて押し付けやおごりは一切ありません。
常に前を向き、黙々とチャレンジし続ける。
そんな照井杜氏を慕い、蔵人達は固い結束で酒造りに取り組んでいます。
だから「阿櫻」は美味い!ブレが無い!
飲む人の心を感動させる美酒なんです!
今回ご紹介している「りんごちゃん」もそんなチャレンジ精神から誕生したお酒です。
私、低アル原酒の説明を書く時に常に言っておりますが、低アル原酒はとにかく技術力がモノを言います。
原酒ですから加水によって上がったアルコールを単に下げれば良いという訳ではありません。
酵母にアルコール発酵をさせ続けながら、段階的に汲み水を行い、アルコール度数が上がり過ぎないようにコントロールするというギリギリを見計らわなければならないのです。
汲み水を一度に多くし過ぎると酵母が機嫌を損ねますし、少ないと元気になり過ぎます。
ここに低アル原酒の難しさがあり、技術力と経験が問われるのです。
ここで少しだけきょうかい77号酵母に付いてお話ししておきます。
きょうかい77号酵母は、多酸性と言って、酸を多く出す性質があり、主成分はリンゴ酸です。
また、香り成分であるカプロン酸エチルを多く出す傾向があり、これによってリンゴのような爽やかな香りがするお酒に仕上がります。
「りんごちゃん」の可愛いラベルを堪能したらまずはグラスに注ぎ、香りを嗅いでみて下さい。
目を閉じればリンゴ畑が広がります。
もぎたてのリンゴがあります。
それをガブリ。
あっ、ゴクリでしたね(笑)
爽やかな香りがより一層広がり、甘味と酸がジュワーッ。
多くのきょうかい77号のお酒だとここで終わってしまうんです。
でも、照井杜氏の「りんごちゃん」は違う!
全体のバランスを整える程度のほんのりとした旨味も感じます。
低アル原酒に見られがちな苦渋も無く、スッキリと飲みやすいお酒に仕上がっています。
照井杜氏のチャレンジ精神と技術力が生んだ渾身の低アル原酒!
「あざくらのりんごちゃん」
阿櫻ファンを増やしてくれるお酒だと確信しています。
どうかこれを機に他の「阿櫻」もお試し下さいませ。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 阿櫻酒造(秋田県) |
特定名称 | 特別純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.azakura.co.jp/ |
■甘辛:甘酸っぱい ■原料米:秋田酒こまち ■精米歩合:60% ■アルコール度数:12.3度 ■日本酒度:-1.0 ■酸度:3.3 |
受賞歴・マスコミ紹介
食マガジン「dancyu」に「もぎたて りんごちゃん」が掲載されました
2018年3月号の「dancyu」は日本酒特集。そこで酸の出る酵母を使用したお酒の代表として「阿櫻 あざくら もぎたて りんごちゃん」が選ばれました。
「リンゴ酸を大量に生成する協会酵母No.77を使用。原酒にして12%の低アルで、軽快な飲み口」と紹介されています。