華やかな吟醸香の日本酒にピッタリ。冷酒を楽しみたい酒器 【箱入】清水焼 加藤孝誠作 練り込み ぐい呑み中 かおり
商品説明
全て柄の出方や色合いが異なる1点ものとなります。
他の柄やサイズ違いをご覧になりたい方はこちらでどうぞ。
《京焼「景春窯」三代目加藤孝誠(こうせい)さんのご紹介》
代々愛知県の瀬戸で陶器造りをする家系で、3代前のお祖父様が京都に開窯。
昭和32年生まれ。幼い時から土に親しみ、昭和51年に日吉ヶ丘高校美術コース(陶芸)を卒業。
京都府陶工高等技術専門学校、京都工業試験場で学び、以来土物の食器を得意として45年作陶。
京展、京都府工芸美術展、日本陶芸展など多数入選。日展19回入選。
令和2年には、京都府伝統産業優秀技術者表彰、「京の名工」認定。
お母様の喜久子さん、奥様の浩美さんは絵付けを担当。
創造的な作品を意欲的に作られてきましたが、後継者がいないことから残念なことに廃業を決められました。
そのため、現在は手元に残している作品のみの販売となります。新たな生産はありません。
《練りこみ技法と、加藤窯元独自の削りの技を使ってこの酒器は作られています。》
練りこみというのは、ざっくり言うと金太郎アメの作り方に似ています。
色をつけた飴を組み合わせて模様を造るあれですね。
もちろん、ただ組み合わせればいいという簡単なものではありません。
この器の場合、ピンク色部分がとても大変。
使用しているこのピンク色は、時間の経過で不純物の斑点が出てしまうそう。
なので、着色後に時間をおいて水につけ、その不純物を取り去ってから使います。
白、水色、グレー、ピンクの土で金太郎アメを作ってそれをロクロで形成。
さらにそれに筋をつけるのですが、この作業がこれまた手間。
横に筋をつけるのならロクロを回してスッーと付けられるんです。
でも、これは縦の溝。つまり一筋一筋手作業です。
なんと加藤さんが手作りした「傘の骨」から作った道具で筋を入れています。
1周分を均等に筋をつけるのはまさに職人技というほかありません。
約1245度の酸化焼成で電子レンジも使える実用性にも大変優れた酒器です。
なにより、同じものがひとつとしてありません。
ピンクっぽくてかわいらしいもの。
水色っぽくて爽やかなもの。
モノトーンに近くてシックなもの。
できる限りお好みに近いものを選んで頂けるように写真を撮っています。
世界にひとつだけ、あなただけの酒器で美味しいお酒を楽しんでください。
プレゼントにもお使い頂けるようかわいらしいラッピングでお届けします。
商品スペック | |
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製造元 | 景春窯(京都府) |
カテゴリー | 酒器 |
■直径:約64mm ■高さ:約45mm ■幅:約64mm ■容量:約70cc(満杯) |