《売上好調、池亀のリキュール拡充決定》

２０１４年１月、慌しく終わった前年（２０１３年）の全商品の売上が出揃い、そのデータを基に店主と日本酒スタッフが各銘柄、各商品の実績を確認いたしました。

期待以上の売り上げを伸ばす商品もあれば、想定より伸びなかった商品もありましたが、その中で店主が注目したのが「池亀」のデータでした。

池亀のラインナップには、日本酒のほかにも「大吟醸ゆず酒　吟遊果」というリキュールも佐野屋で昨年から販売しているのですが、これが当初の想定を大きく上回るヒット商品に成長しているのです。

「そういえば、池亀に蔵訪問に行ったとき、確かいろいろな種類のリキュールがあったはず。」

そのことを思い出し、何か面白いリキュールがないかと池亀酒造に電話で確認したところ、まさに期待通りの面白そうな商品が存在していました！

早速商品を取り寄せてテイスティングを行ってみたたところ、このうまさは絶対売れる、と確信！

正式に発注書を蔵元に送り、このたび新しくラインナップに加わる運びとなりました。

それではお酒の紹介に参りましょう。

商品名からもお分かりの通り、このお酒は夏みかんを使ったリキュール酒です。

しかし「ふわとろ」と付けられていることから、ただの夏みかんのお酒ではありません。

ビン越しにお酒を見ると、細かく漉された山吹色のみかん果肉がたっぷり！

その細かい果肉の「ふわっ」とした軽い口当たりと、「とろり」とした食感が「ふわとろ」のネーミングの由来だそうです。

グラスにお酒を注いでまず一口。

甘いみかんの香りと甘味が口いっぱいに広がり、真夏の日差しをいっぱいに浴びた、完熟夏みかんを思わせる豊かな風味。

一見よくある夏みかんのお酒と思いきや、細かい果肉の触感が相まって「オレンジネクター」のように思わせます。

香料や着色料といった「お化粧」は一切行っていません。お酒の色は夏みかん本来の色彩。小さいボトルからあふれんばかりの香りは、夏みかんの持つ自然の香りです。

夏みかんを原料に使用したリキュールやチューハイは既に多く販売されていますが、これは本当においしい。

さまざまな酒類の開発を経験してきた、蒲池社長の商品開発力が光る１本です。

特に女性のお客様、一度この味を知ったら虜になるかもしれませんよ？