「石鎚」の夏のお酒の定番、｢夏純米｣が入荷しました。

このお酒は愛媛県のオリジナル品種「しずく媛」という珍しいお米で造られた特別純米酒です。

蔵元からの案内には「早熟メロンのような吟醸香」と書かれてあり、甘さと青さが共存するような、爽やかな香りがが印象的です。

シャキッとした酸の爽やかさが前半に感じられますが、中盤から「石鎚」のお酒特有の手造り感のある柔らかい味わいと旨味に包まれます。

通常、純米酒であれば30日前後の発酵期間で搾りを行いますが、このお酒は35日間まで発酵を引き伸ばしており、酵母たちが「お米を醸し切った」ような、爽やかなコクと後味のキレの良さが心地良く感じられます。

丁寧に造られたことが、お酒を通して伝わってくるようです。

「石鎚」では食中酒を意識した酒造りを行っています。

この「夏純米」と合わせる蔵元のおすすめは、ズバリ「なす、トマトソースといった夏の食材」！

これを見て、トマトとなすのパスタが無性に食べたくなってしまいました。

夏の御料理と夏のお酒のマリアージュをぜひお楽しみ下さい。