今回も蔵元サイドのご好意で、店主吾郎の酒造りのお手伝いが実現しました。
まずは入念に手を洗うところから。
仕込み部屋にて櫂入れを行なうワンシーン。
仕込み前半ということもあり、まだ櫂棒は軽い。
洗米でのワンシーン。洗いが終わった米をザルで受け、指定の場所に運んで吸水させる。
麹室に引き込んだ米の手入れをお手伝い。
店主吾郎も白い作業着を着用して作業。
こちらは麹の「枯らし場」。できあがったサラサラの麹に手を入れ、枯山水のような模様を入れる。
分析室にて、酒蔵ならではの器材「日本酒度計」と「ボーメ計」を発見。
槽場で大吟醸の粕はがし作業に立ち会い、その流れで店主吾郎も挑戦!
簡単そうに見えるが酒粕は思った以上にもろく、軽い力で簡単に崩れてしまう。慎重に慎重に。
過去の酒蔵訪問で、酒袋からの粕はがしは体験していたが、ヤブタでの粕はがしは初体験。
板によって粕の厚みが異なり、時にはこのように削るようにして取る薄い酒粕もある。
数枚なら大したことはないが、何十枚分の粕をはがさなければならないので、なかなかの重労働だ。