今回は山梨県大月市、「笹一酒造」にやって来ました。
新富士駅を降りた時は雨だったのですが、山梨県に入る頃には雪に変わっていました。
こちらは蔵の敷地内にある直売店です。
どうです?この巨大な瓶!
これは1斗瓶です。
1斗は10升なので、この瓶に18リットルの酒が入っていたことになります。
リアルな番頭さんのお人形を発見!
今にも動き出しそうで、ちょっとビックリしました。
直売店の一角には食堂もあります。
初日のお昼は"鶏もつ煮丼"を頂きました!
甘辛い鶏もつ煮がご飯にピッタリ!
美味しかったです。
この方が直営店の名物番頭!
志村ケンさん!
エッ!?志村ケン?
志村健さんです。
本名だということを証明するために、自宅に届いた年賀状を持っていらっしゃいました。
それにしても、名前以上に驚いたのは、志村さんの濃いキャラ(笑)
翌日は前日の大雪がまるで嘘のような晴天!
ご覧下さい!
美しい富士山を!
こちらは大月市の有名な観光スポットの1つ、甲斐の猿橋。
甲斐の猿橋は、岩国の錦帯橋、木曽の棧と並ぶ日本三奇橋の1つです。
下から橋を見上げるととても立派!
2日目のお昼は山梨県の名物!
そうです!
山梨名物と言えば!
ほうとうですよね。
ほうとう不動の河口湖北本店にやって来ました。
小麦粉を練り、うどん状に切られた物がほうとう。
味噌仕立てのお出汁でたっぷりのお野菜と共に煮込まれます。
色にも表れていますが、カボチャの甘味がとてもよく合っています。
うどんとは違って、生地にお塩は入っておりません。
これは、お出汁で煮込む際、麺のお塩が溶け出して、煮汁が辛くなるのを防ぐ為です。
この理論は、名古屋の味噌煮込みうどんの麺や群馬県のおっきりこみと同じ。
煮汁を吸ったほうとう、美味しかったです!
青木ヶ原の樹海にやって来ました。
昼間なので特に問題はありませんでしたが、夜だと迷って抜けられなくなりそうです。
こちらは溶岩棚です。
富士山の噴火で流れ出たマグマが固まって出来た棚。
自然の壮大さを感じる瞬間です。
では、今から富岳風穴を見学します。
前日の大雪が凍って急な階段がツルッツルに。
しかも、撮影しながらだったので、なかなか怖かったです。
急な階段を下りて行くと…
薄暗い洞窟がどこまでも続いています。
天井までの高さが1メートル程しかない所も。
首、背中、腰が辛かったです。
天井には今にも落ちて来そうな無数の氷柱が!
天然の氷が至る所に。
神秘的ですよね。
洞窟の一番奥まで行くと、天然の冷蔵庫に到着。
以前はこちらで、養蚕で使用する蚕の卵が保存されていました。
帰り道でまたまた美しい富士山の撮影スポットに立ち寄りました。
いかがですか?
雲一つ無い青空に映える富士山!
旅を締めくくりに相応しい絶景でした。
写真/清野達也
文/金巻 忍
佐野吾郎の酒蔵訪問記「山梨県笹一酒造 旦(だん)」観光編 |