蔵の朝は早い!
今回も蔵の御好意で酒造りを手伝わせて頂けることになりました。
中野酒造の皆様、ありがとうございます。
九州は温暖な土地?いえいえ、意外と寒いんです。
甑(こしき)から上がる湯気が温かい。
もうすぐ米が蒸し上がります。
走れ走れ!
蒸し上がった米を運びます。
酒造りはスピードが要求される作業が実に多い。
布でくるんで運んで来た米をこちらの台の上に置いて行きます。
台の上で広げて少し冷まします。
蒸し上がったばかりの米はとても熱いので、外気に晒すことで温度調節を行います。
これは酒母タンク。
先程の米は酒母造りに使われる米だったんですね。
米を入れては混ぜ、
次はまた別に軽く冷ましておいた米を布で包み、
酒母タンクまで運んで投入。
そして混ぜる。
更に次の米を。
この作業を繰り返します。
もちろん温度も調整します。
変わりまして今度は麹室の前。
ここは蔵の2階なので米を運ぶのも大変でした。
ここでも米を広げて冷まします。
まだほかほか。
麹室に入りました。
さあ、麹造りです。
まずは運んで来た米を広げます。
そして、種麹(通称もやし)を振り掛けます。
そして一つにまとめて、
温度計を挿して毛布で包みます。
麹室での作業は終わり。
室の中はとにかく蒸し暑い。
眼鏡は曇りますし、汗が止まりません。
スーツの中は汗でビッショリです。
右の方は淳之さんのお父様。
5代目蔵元、勢三さんです。
蔵元自ら蔵の歴史や仕込み水についての説明をして下さいました。
これにて蔵の作業は終了!
蔵で朝食を用意して頂きました。
働いたあとの食事は格別にうまいぜ!
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