泡好きなお客様！

モーゼル・リースリングを原料にトップ生産者が造る逸品をご紹介します！

ドイツ農業振興協会（DLG）の最高評価「国家栄誉賞」を8度受賞！

「連邦栄誉賞」「最優秀ゼクト生産者」を4度獲得！

ドイツ大統領官邸迎賓館、スウェーデン王室、在ドイツ英国大使館御用達！

1980年、元手さえ無いところから始め、現在はシャンパーニュ地方から研修生がやってくるまでのトップに登りつめた生産者が造る1本！

5haの自社畑からのリースリングを使用し、瓶内二次発酵で14ヶ月熟成。

・種からタンニンが出るので破砕はしない。

・プレスは、初め2回は軽く行い、3回目も66％の圧力まで。

・酸が高い場合は、マロラクティック発酵を行う。

・9ヶ月は澱と寝かせる。

・動瓶は手作業。

・ドザージュには、アイスワインなどアウスレーゼ以上のワインを使用。（一般的にはショ糖）

などなど、数々のこだわりを持って造られた逸品です。

こう書くと、なんだかとっつきにくい難しい泡を想像するかもしれません。

が、とてもフレンドリーな味わいですのでご安心を。

アタックはリースリングらしいフルーティーさで口当たり良し。

りんごのような甘みを感じる果実味に、徐々に軽く蜂蜜っぽさも加わってきます。

余韻には引き締まった上質感も。

口当たりが良く、様々な食事のお伴はもちろん、ワイン単体でも楽しめますよ。

泡好きのワインラヴァーの皆様、是非ともお試しください。

残留糖度：7.2g/l　酸度：6.0g/l。

熟成：瓶内二次発酵で14ヶ月

=====【輸入元資料より】

ザンクト・ラウレンティウスは、ベルンカステルとトリアーの中程に位置するライヴェン村にある、トップクラスの品質を誇るゼクトグートです。

所有者のクラウス・ヘレスは、元々は建築家志望でした。1980年にゼクトを造ろうと決意しますが両親の反対にあい、実現には多くの時間を必要としました。

当初は資金がまったく無くゼクトを造るための設備が揃えられないため、週末に近所のセラーを手伝って資金を稼ぎシャンパーニュの青空市場で中古の設備を買い揃えていきました。また、ゼクトを造ってはシャンパーニュに持って行き、助言を仰ぎました。そして、元々ワイングートだった建物を使い、1995年からやっとゼクトグートとしての運営が出来るようになりました。

現在は、クラウス、娘のナディン、娘婿のヨハネスが運営。シャンパーニュ地方の醸造学校の生徒が研修に来るまでになりました。

シャンパーニュ地方コート・ド・ブランにあるメニル・シュール・オジェ村のグループに、村外で唯一加盟しているメンバーです。また、他のVDPのメンバーや農家200軒が持ち込んだワインからそれぞれのためのゼクトを造っています。

造るゼクトのスタイルは、酸化の感じられないモダンなシャンパンを手本としていますが、モーゼルのリースリングの特徴も失いたくないと考えています。マロラクティック発酵も行ない、酵母との接触を長く行い、葡萄本来のよいアロマを生かしています。モダンシャンパーニュとモーゼルの伝統の融合が、ラウレンティウスのゼクト哲学なのです。

ザンクト・ラウレンティウスでは全て自社畑の葡萄を使用しています。中にはドイツ中でも珍しい、船でしか渡ることのできないピースポーター・エルツライ（Piesporter Erzlay）という畑も所有しています。=====

(文章：佐野 雅子)