厳冬の贈り物!至福の極甘口アイスヴァイン! ◎ルドルフ・ファウス ウーデンハイマー・ゾンネンベルク リースリング・アイスヴァイン(白) 375ml
商品説明
【極甘口ワインは温度の上昇で吹きこぼれやすいため、高温期にはクール便(クール料金400円)のご利用をお願いしております。】
アイスヴァイン(アイスワイン)はご存知のとおり、凍ったぶどうで作るワイン。
ドイツでは「外気温がマイナス7度以下での収穫」という規定。
温暖化で冬季の気温が上がって氷結しなくなれば作れません。
近年の気候変動の影響で造るのが非常に難しくなっている大変貴重なワインです。
また、収穫時期を遅らせるため腐敗や野生動物による食害の恐れもあり、生産者にとってはアイスヴァイン生産は大変リスクの高いものなのです。
このアイスヴァイン用の葡萄の収穫は2019年1月22日に終わりました。
ファウスの歴史の中でもここまで収穫が遅くなったのは初めてとのことです。
2018年、ルドルフ・ファウスでは、このゾンネンベルクからはアイスヴァインが造れました。
しかし、同じウーデンハイムにあるキルヒベルクは1月20-21日の収穫時に規定気温まで下がらなかったためアイスヴァインを名乗れず、アウスレーゼに格下げになりました。
このエピソードからも、このアイスヴァインの貴重さをお分かり頂けると思います。
しっかりと凍った状態で収穫された葡萄はセラーに運ばれ、凍った状態のまま圧搾。
果汁は非常に凝縮されていて、真冬の夜中に収穫した凍った状態の葡萄を低温で発酵させるため、その工程は非常にゆっくりと進みます。
2018VTのゾンネンベルクのアイスヴァインは、香り、味わいが非常にしっかりしています。
トロピカルフルーツや蜂蜜の要素が感じられ、集約した果実味があります。
残糖188.3g/L 酸度8.2g/L
=====【輸入元資料より】
300年以上続く家系。
15世紀 ウーデンハイムの町の記録にファウスの名前が見られる
1732年 これ以降ファウス家が運営
1920年 アウグスト・ファウス2世が農園とセラーを設立
1958年 ハインツ・ファウスが引き継ぐ
1970年 ボトルでのワイン販売開始
1974年 初めてアイスヴァインを収穫
オーナーのルドルフ・ファウスは、ラインガウのシュロス・ヨハニスベルクで修行をし、またガイゼンハイムのワイン学校でも学びました。
その後、父ハインツとワイン造りを共にしましたが、現在父は引退し彼が引き継いでいます。(ラベルにはハインツの名前が残っています。)
所有する畑は25.5haで75%が白ワイン用品種、25%が赤ワイン用品種。
最も大きな畑はウ デンハイムにあります。
注目すべきはアイスヴァイン以上のクラスで、とてもリーズナブルです。
父の長年の経験がベーレンアウスレーゼやトロッケンベーレンアウスレーゼ、アイスヴァインの成功に役立っています。ただ、父はリースリングやシルヴァーナーなど伝統的な品種のアイスヴァインを造っていましたが、ルドルフは普通使わない葡萄品種(シャルドネなど)からもアイスヴァインを造ろうとしています。
アイスヴァインだけは、特別に培養した酵母で安定した発酵をさせています。
「1974年に父がアイスワインを造り始め、それ以来(2、3年の例外はあったものの)毎年挑戦してきました。アイスワインを造ることは私たち家族にとって伝統となり、今も挑戦を続けているのです」
何度も調査員が来てアイスヴァイン用の畑の大きさとその葡萄の品質(アイスヴァインとして認められるか)、収穫時の葡萄の状態と収穫予定の面積、収穫された葡萄の収量とその品質、醸造されている途中のワインの量と品質、ボトリングされる予定の量と品質、ボトリングされた後の量などをチェックしていきます。
また、温暖化により、自然条件が厳しくなってきました。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2018 |
容量 | 375ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | ラインヘッセン |
生産者 | ルドルフ・ファウス |
■味わい:極甘口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:QmPアイスヴァイン ■アルコール度数:9.5% |