楽園と名づけられた絶景一級畑のリースリング! ◎フォン・ウィニング ダイデスハイマー パラディースガルテン リースリング トロッケン エアステ・ラーゲ(白) 750ml
商品説明
今、最も面白いワイン生産国と言っても過言ではないのがドイツ。
伝統の美麗リースリング大国を守りながらも、テッシュやカール・ファフマンなど、新しいチャンレンジが光るニュータイプ系生産者も注目されています。
「ドイツワインは甘くて初心者向き」という昔のイメージをアップデートしていただくべく、是非お知りおき頂きたい生産者です。
詳しい生産者紹介は↓でお読みいただくとして・・。
この生産者は2つのシリーズを造ってまして、一つがこの地のクラシックなスタイルを踏襲する「ドクター・ダインハード」、もう一つがこの「フォン・ウィニング」。
「フォン・ウィニング」は、オーク樽醗酵、オーク樽熟成させた野心的かつ洗練されたスタイルで、品種よりもテロワールを反映することをより重視するシリーズです(※)。
低収量で、畑での非常に精緻なブドウの選別を行った完全に健康なブドウが原料。
300Lから2400Lまで様々なサイズのオーク樽を使用し、複雑さと骨格があるワインに仕上げます。(※一部、例外的にステンレスタンクを使用。)
さてまずは、この長い名前の意味から・・。
フォン・ウィニング・・・生産者
ダイデスハイマー・・・村
パラディースガルテン・・・畑
リースリング・・・品種
トロッケン・・・辛口
エアステ・ラーゲ・・・1級畑
ドイツは葡萄の熟度で格付けを行っていますが、現在はそれに加えて畑の格付けを加えたワインがあったり、また味わい表示も従来のものに加えて新しい表示も増えたりして、とにかくややこしい・・長い・・。
・・気をとり直していきましょう。
あまりの絶景に「パラディースガルテン=楽園」と名づけられた一級畑からのリースリングが原料。
凛として美しい味わいの逸品です!
薄めの黄色。
リースリングらしいりんごのような香りに加え、軽くデラウェアっぽい感じも。
グラスを回して空気に触れさせるとぐっと華やかさが加わり、パイナップルやパパイヤのようなトロピカルフルーツ香、白い小花やベビーパウダーを連想するような愛らしい香りもあり。
リースリングという品種からの予想より、ずっとしっかりした骨格があります。
アタックからしっかり果実味が凝縮していながら、リースリングならではの引き締まった酸が良し。
このワイン独特のほのかな塩気に個性があり好印象です。
糖度の高いリンゴと酸の高いパイナップルが入り混じったようなイメージ。
外観も含めて「美しい」と形容したい1本なのです!
シンプルに調理した食材のおいしさを引き立ててくれる爽快感も併せ持っていますので、魚(鯛など良さそう)や鶏肉をハーブソルトや岩塩&胡椒で焼いて合わせてみてはいかがでしょうか?
輸入元曰く「エレガンスとフィネスにあふれたフェミニンなスタイル」。
それそれ、そんな感じ!
醗酵:オーク樽醗酵(500L、1200L、2400L
醗酵熟成:11カ月(フレンチオーク樽500L、ドイツ産オーク樽1200L、2400L、新樽は使用せず)
ビオディナミ栽培(認証なし)
=====【輸入元資料より】
「私たちの目標は完全な状態で品種、テロワール、土地(ファルツ)、そしてフォン・ウィニングというワイナリーの個性を表現すること。それはつまり、グラスに注いだ瞬間から楽しんでいただけるワインです」
1849年設立され、1907年には現在のドイツ優良生産者組合「VDP」の前身「Deutscher Weinbauverband」の設立メンバーに。
その後、相続などで分割や所有者の移り変わりを経て、2007年、現在のオーナーが分割された3つのエステイトを再び統合。
設備投資や様々な改良でますます品質が向上し、「伝統に根ざした新しいワイナリー」として復活しました。
畑の可能性を引き出し、最高品質のワインを造るべく「フォン・ウィンニング」と「ドクター・ダインハード」の二つのラベルを掲げています。
大量生産とは一線を画したワイン造りが認められ、「Newcomer」として評価を新たにし、ドイツのエリート集団「VDP」の中でも、今、最も注目される造り手となりました。
■Newcomer of the Yer 2012/ 「ゴー・ミヨー誌」
■Newcomer of the Yer 2011/ 「ファルスタッフ誌」
■2012年ドイツ・ワイン醸造所ベスト100/「Vinum誌、Handelsblatt(経済紙)」
ワイナリーの方針やワインのスタイルを決定するなど、まさにワイナリーの顔といえるのが最高責任者のステファン・アトマン氏。
大学で化学と生物学、ビジネス、政治、教育学などを学びながらワインショップでアルバイトをするうちに完全にワインの虜に。卒業後はバーデン地方でブドウ栽培と醸造に携わり、2005年にはブルゴーニュに、やがてザール地方のドクター・ジーメンスの責任者として迎えられます。
そしてアトマン氏の方向を決定づけたのが、2007年、ヴァイングート・フォン・ウィニングの新たなオーナー、ニーダーベルガー氏との出会いです。かつて名声を誇ったこのワイナリーを見てアトマン氏は「伝統をもう一度蘇らせよう!」と思います。
オーナーのバックアップに支えられ、ブドウ栽培や収穫、醸造、全てのことに手を加えていきました。これらの姿勢が認められ、「ドイツで最も注目すべきワイナリー」として、フォン・ウィニング醸造所は絶大な支持を集めています。
最高醸造責任者としてワイナリーの一切を取り仕切るアトマン氏の頼りがいのある右腕が若き醸造責任者アンドレアス氏です。醸造学を修めた後、ドイツ国内のみならずイタリアなど海外でも経験を積み、2010年からフォン・ウィニングに加わりました。非常に意志が強く繊細な感性の持ち主で畑から醸造までの全てにおいてワインへの誇りと愛情が溢れています。料理に対するこだわりも深くワインと食事とのマリアージュを意識する作り手です。=====
まだまだお伝えしたいことがたくさんある造り手です。
生産者情報はこちら(輸入元HP)でさらに詳しくお読み頂けます。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ドイツ |
生産地 | ファルツ |
生産者 | フォン・ウィニング |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:リースリング ■格付け:エアステ・ラーゲ(一級畑)QbA ■アルコール度数:12.0% |