地葡萄ネーロ・ディ・トロイア ふくよかフルボディ ◎ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ トゥファレッロ ネーロ・ディ・トロイア(赤) 750ml
商品説明
《南イタリア産の赤は美味しさがわかりやすい》
南イタリア、プーリア州の地ブドウ「ネーロ・ディ・トロイア」のワイン。
店主まーちゃんは南イタリア産の赤にはお気に入りが多いです。
そのほとんどがアリアーニコ、ネグロアマーロ、ネーロダーヴォラ、プリミティーヴォなどの地ブドウ品種。
果実味が凝縮、酸は穏やか、まろやかふくよか。そんな共通点でしょうか。
実際、このタイプの赤は良く売れていてお客様のリピート率も高いんです。
美味しさがわかりやすいんですよね。
ネーロ・ディ・トロイアと言えば、ポデーレ29のジェルソ・ネーロやジェルソ・ドーロも人気。
これらがお好みのワインラヴァーの皆様にも大推薦なのがこちらのワイン。
第一印象が「にごりのある味」。
と言っても全く悪い意味じゃなく、某ペットボトル茶のコピーのイメージ。
フィルターがかかってないイメージで、旨味しっかり。
《フルボディながら親しみやすい1本》
透けない濃いルビーレッド。
ブルーベリージャムのような甘く凝縮した果実香。
アタックからぱっと口中に広がる凝縮感のある甘い果実味、ココアやミルクチョコレートを思わせるまったり感。酸はやや低く、まろやかな旨味を感じます。
タンニンもしっかりしていますが丸くてひっかかりがありません。
フルボディながら親しみやすい1本です。
ステーキやハンバーグなどの肉料理に合わせたいしっかりした味わい。
品種は違いますが、同じ生産者の「ピアーノ・デル・チェッロ」のデイリー版的な感じでお試し頂ければと思います。
ピアーノ・・もほんっとに美味しいので、飲んだことがない方はこの機会に是非1本!
熟成:バリック4ヶ月
《標高の高い火山性土壌の畑に植えられた高樹齢の土着品種》
人気ワイン、エディツィオーネカサーレ・ヴェッキオの生産者、ファンティーニ・グループ(ファルネーゼ)が経営するワイナリー。
アチェレンツァは標高800mほどの丘の上にあり、イタリアの最も美しい町の一つとして知られており、古代ローマの詩人ホラティウスが「鷹の巣のようだ」と形容したと言われています。
この地域は、南イタリアにありながら、標高が500m以上と高いため夜になると気温がとても低くなるという特徴があります。
ファンティーニ・グループの設立者ヴァレンティーノ・ショッティは、「日照量が多く、私たちが求めているスタイルのワインを造るのに最高のコンディションです。イタリアの中でも、また私たちの葡萄畑の中でも、最も素晴らしい葡萄がこのエリアから生産されます。まるで時が止まったかのような町で、ここでは 60-70 年前の生活が今も変わらず、すべてのことが自然のままに行われています」と話していました。
《ミネラル豊富な火山性土壌が産む独特のスタイル》
ワイナリー名は、この地域の有名な死火山ヴルトゥーレ山にちなんでいます。
ラベルに使われるロゴマークは、火山が噴火して溶岩が流れ出している様子をイメージ。
何世紀も前にヴルトゥーレ山が噴火した際、鉄分と石灰が混じるミネラル豊富な火山性土壌が形成されました。この土壌のおかげで、肉厚でボリューム感がありながら、柔らかいスタイルのワインに仕上がります。ほとんどの葡萄畑が斜面にあるため雨水が流され、水分の過剰な供給を防ぐことが出来ます。
使用する葡萄の平均樹齢は60年。ファンティーニ・グループのワイナリーの中でも収穫期は最も遅く、すべて手摘み。グループのヘッドワインメーカーであるデニス・ヴェルディッキアは、「バジリカータは素晴らしいエリアで、アリアーニコは非常にポテンシャルの高い葡萄です。ネッビオーロのような力強さがあり、非常に長く熟成出来ます」と話していました。
《畑の健全さを証明する畑の守り神「蜘蛛」》
ファンティーニ・グループでは、ほとんどの葡萄畑をオーガニックに近い栽培方法で管理していますが、認証マークにはコストがかかるため一部の銘柄でのみ取得しています。
ヴァレンティーノは「品質はイマイチだけどオーガニックだから良い、では意味がありません」と語ります。
ヴァレンティーノが最初にトップ・キュヴェのピアーノ・デル・チェッロの畑に行ったとき、蜘蛛の巣だらけだったため栽培農家に理由を尋ねたところ、農薬や殺虫剤を使っていないからだと言われたそうです。ヴァレンティーノは「蜘蛛は畑の守り神」だと言います。
「ここは標高が500m以上と高く、夜になると気温が非常に低くなります。葡萄に害を与えるような虫は死んでしまうため、殺虫剤を使う必要がありません。そのため、有機栽培を行うことが出来ます。蜘蛛は科学的な物質に敏感で、農薬や殺虫剤を使うと死んでしまうか、別の場所に逃げてしまうそうです。このように、数多くのクモの巣が畑にはられているということは、その畑が健全で自然であることを証明しています。まさに、蜘蛛は畑の守り神なのです。そのため、ピアーノ・デル・チェッロのラベルは蜘蛛をモチーフにデザインしています」。
《熟成は天然セラーで》
毎年フランスの樽メーカーを訪問し、一番良い木材を選び、樽の焼き具合も自分たちで決めています。
また、樹齢の古い板の方がより豊かなテクスチャをもたらすので、出来るだけ樹齢の古い木の板を使うようにしています。
セラーの2階にはラボが併設されており、資格を持ったスタッフが検査や分析を行っています。
町のある丘にある500年前の雪の貯蔵用の洞窟を利用した樽熟成用セラー(季節を問わず16 18度程度)を2011年から使用。
2014年4月から最新式の瓶詰ラインが稼働中。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | バジリカータ州(イタリア南部) |
生産者 | ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ネーロ・ディ・トロイア ■格付け:I.G.P. ■アルコール度数:13% |