2つの地葡萄のおいしさが融合!ユニオ ◎ポデーレ29 ユニオ(赤) 750ml
商品説明
印象的なラベルで目をひくこのワイン。
ワイン名のUnio(ユニオ)はラテン語で、英語ではunion(ユニオン)、合わさる、結合の意味です。
ネーロ・ディ・トロイアとプリミティーヴォの二つの土着品種をブレンドしていることからこの名前をつけました。
二つが結合するというイメージから、手と手を合わせたラベルにしたとのこと。
地ぶどうとは言え、プリミティーヴォはお馴染みの品種。
カリフォルニアのジンファンデルとしても有名ですね。
もうひとつの品種、ネーロ・ディ・トロイア(=ウーヴァ・ディ・トロイア)は北部プーリアに最も古くからある土着品種です。
非常にデリケートで栽培するのが難しい品種であるため、一時は生産を止めてしまう生産者も多かったそうです。
そんな中、ポデーレ29はネーロ・ディ・トロイアを造り続け、今ではこの品種のスペシャリストとして評価されています。
発酵、熟成は品種ごとに別々に行います。
温度コントロールされたステンレスタンクで発酵させた後、熟成はバリックで4ヶ月。
ブレンドすることで、双方の品種の特徴、良さがより際立ち、それでいてうまく融合しています。
印象的なのはラベルだけではなく、味わいもまたユニークでとても美味しいんです!
当店ではしっかりした果実味の赤を好まれるお客様が多いので、このユニオもきっと気に入っていただけると思います。
黒みがかった赤紫。
ブルーベリージャム、ココア、カフェオレ、キャラメルのような甘く濃い香り。
香りどおりの味わいで、目の詰まった完熟果実味に加えコーヒー系の香ばしい風味と独特のミルキーさが個性的。
酸は穏やか、豊富なタンニンもまろやかに溶け込んでいます。
凝縮感・ボリューム感があり、暖かさを感じるようなおおらかなワイン。
やや冷ための温度で甘みを引き締めて楽しむも良し。
適温(16度程度)で濃厚果実味のぽってり感を楽しむも良し。
赤身の肉料理全般に是非合わせてみて下さい。
また、フルボディながら飲み易いのでピザなどの軽食にも。
ワイン単体でも楽しめる味わいですよ!
=====【輸入元資料より】
2007年に設立のまだ新しいワイナリーで、プーリア北部のフォッジャ県チェリニョーラのボルゴ・トレッサンティで、パオロ・マッラーノと息子のジュゼッペによって営まれています。
2011年から、大学卒業後からワイン造りに携わっていたパオロの弟のミケーレが参加、畑に常駐しています。
現在のオーナーはジュゼッペで、父パオロはマルゲリータ・ディ・サヴォイアの市長もしています。
祖父の代まではオリーヴの生産を、父の代は野菜を作っていました。
所有する畑は23haで、葡萄以外にオリーヴ、小麦粉やジャム作りのための果実を作っています。
Podere29の名前の由来は、第1次世界大戦後、退役軍人に土地の貸与が行われた際、ここが29区画目のPodere(農場)だったためです。
ラベルの木は桑で、Gelsoも桑の木という意味です。
現当主の祖父が、別の場所にあった今にも枯れそうな桑の木を現在カンティーナのある場所に移したら元気になったので、再出発という意味も込めカンティーナのシンボルとしました。
プーリアの土着品種にこだわり、古代品種のフィアーノ・ミヌートロ、ネーロ ディ・トロイア(ウーヴァ・ディ・トロイア)を栽培しています。
「プーリアは大量生産で質の低いものが多い。自分達は、デリケートで難しい葡萄品種を使い、他の人のやっていないワインを造りたい。」と語ります。
ジュゼッペはまだ若い生産者ですが、畑も拡大、ワイナリーも建設中、ぶどうも樹齢がまして良い状態を迎えています。
かねてより無農薬農法(ビオディナミ)を採用しており、ICEAビオロジコ、ユーロリーフ認証を取得(2017年)。
肥料は撒かず、病気になっても、銅や硫黄は使用しません。
収穫の1ヶ月前に畑で選別を行い、収穫は全て手摘み。
発酵は自然酵母によるもの。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | プーリア州(イタリア南部) |
生産者 | ポデーレ29 |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ネーロ・ディ・トロイア60% プリミティーヴォ40% ■格付け:I.G.T. ■アルコール度数:13.5% |