W.E.91点獲得!自信のスペシャル・ブレンド! ◎エフエスティ ファイナル・ファイナル(赤) 750ml
商品説明
このワイナリーの創立がちょっと面白くてですね。
創立者の一人のダニエルさん。
ダニエルさんのお父さんは大恐慌の禁酒法時代をシカゴで大変な苦労をされ、闇ワインの販売もしていたようです。
(生産者HPはこちら)。
ダニエルさんはヘレンさんとの結婚後、事業をしながらもずっともそのワイン造りを家族の年中行事として楽しんでいたそうです。
ダニエルさんの娘さん、アンジェラさんの高校の時の彼氏もこの家族行事のガレージワイン造りを手伝うようになります。
アンジェラさんと彼氏のケヴィンさんは1996年に結婚。
2001年、ダニエルさんと娘婿となったケヴィンさんは2樽のワインをボトリング!これがエフエスティの一歩でした。
娘の彼氏と意気投合したのもワイナリー創立のきっかけのひとつ・・って、とても微笑ましい話ですよね!
アメリカの生産者は、お金持ちのワイン愛好家がワイナリー・オーナーになるパターンは多いのです。
しかし、家族行事がワイナリーになった、というのはちょっと珍しいかも?
(現在は専任醸造家もコンサルタント醸造家もいて、ダニエルさん自身が直接造っているわけではないですが。)
このワイナリーは白のエヴァーグリーン リースリングを長く取り扱っているのですが、こちらでご紹介する赤のファイナル・ファイナルがまた素晴らしく、是非お試し頂きたいっ!
前VTの2012年VTはワイン・エンスージアスト91点、ヴィノテーク17/20点獲得!
ご参考までに、2011年VTはワイン・エンスージアスト90点、2010年VTはワイン・アドヴォケイト91点獲得と、安定して高い評価を得ています。
ラベルの下向き矢印みたいなデザイン、シラーズへの熱い想いを込めて、シラーズの一大産地オーストラリアの原住民アボリジニの象形文字でカンガルーを表しているそうです。
(ちなみにエヴァーグリーン リースリングもこのデザイン。こんな意味があったとは知らんかった~。
ワイナリーのマークにしてしまうほどなので、このファイナル・ファイナルにかける意気込みは相当のものなのでしょう。)
濃い赤紫。
黒いベリーフルーツを思わせる凝縮した果実香に加え、ローストコーヒーのような香ばしさも。
濃厚な黒い実の果実味に圧倒される超パワフルな味わい。
ガツンとしたパンチありですが、ただ濃厚なだけではありません。
深煎りコーヒーを思わせるがっしりとした力強いタンニンは甘苦いような複雑味をもたらし、また対照的にバニラのような柔らかなフレイヴァーも持ち合わせています。
やや低めながら全体をまとめる酸の感じも整っています。
しっかりした飲み応え抜群!
特別な日に開ける特別な1本、特別な人に贈る特別な1本。
そんなワインをお探しなら、これ、絶対のお薦め品ですよ!
発酵:ステンレスタンク(天然酵母)、 フレンチオーク樽でMLF
熟成:フレンチオーク20カ月(新樽率 50%)
=====【輸入元資料より】
ワイン造りに携わってきたオーナーの一人であるダニエル・フェレッリ氏の情熱に、娘婿ケヴィン氏と彼らの友人パトリック氏が賛同し2005年に設立。
ワイナリーの名前は3人の創始者、ダニエル・フェレッリ(F)、パトリック・スミス(S)、ケヴィン・テイラー(T)の頭文字を取って命名。
2009年にはシアトル・ワインマガジンで「ベスト・ニュー・ワイナリー」賞を受賞、高い評価と期待を集めるワシントン州注目の造り手です。
ワシントン州の銘醸地、コロンビア、レッドマウンテン、ヤキマヴァレー等でそれぞれのワインのコンセプトに合った良質のブドウからプレミアムワインを産み出しています。
赤ワインはエネルギーに溢れた力強さを持ち、一方白ワインは繊細なアロマとミネラル感溢れる味わいが魅力です。
シアトルのソムリエの間でも注目を集め、主要なレストランやバーで取り扱われています。また多くのワイン愛好家が、ワイナリーが運営するワインクラブのメンバーとなり直接ワインを購入しています。
このため、生産されたワインは常に完売状態で、市場ではかなり希少性の高いワインとなっています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2013 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アメリカ |
生産地 | ワシントン州 コロンビア・ヴァレー |
生産者 | エフエスティ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン58% シラー42% ■格付け:コロンビア・ヴァレーA.V.A. ■アルコール度数:14.8% |