ワインと食のライフスタイルマガジン「ワインホワット!?」2018年7月号掲載の

テイスティング企画にて「ドール ブレンド メルロ」が紹介されました。

今までハッピーワインではモルドバ土着品種の赤ワインをクローズアップしてきました。

変わって今回は国際品種のメルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドをご紹介。

栽培責任者アルカディフォスネア氏はドイツで修行。

国際品種には特に力をいれてきたようです。

近代的な設備と技術が備わりった「シャトー・バルテリー」

このワインは、メルロ(メルロー)とカベルネ・ソーヴィニヨンを50%ずつブレンドした、いわゆるボルドー・ブレンドです。

モルドバを代表する造り手のボルドー・ブレンドは何とも綺麗な造りに仕上がってます。

ボルドー・ブレンドは世界中で造られていますが、それらと比較しても決して引けを取りません!

マイナー産地産ではありますが、仕上がりは世界レベル!

明るいガーネット色

アメリカンチェリーやいちぢくの香りに加え、ピーマンのような青さ

燻製のようなスモーキーさや牛蒡の土っぽい香りも。

ブラックベリー、プラムなどの核のある黒系果実

ほのかにコーヒーやチョコレートのニュアンス

余韻はいちごジャムのような甘味が残ります。

タンニンは細やかで、すーっと喉を通っていきます。

メルロならではのまろやかさと、力のあるカベルネのバランスが取れ、品良くまとまっています。。

ハンバーグやピーマンの肉詰め、焼き鳥に合わせて。

優しい味わいは肉じゃがやすき焼きなどにも上品に合わせることができるため、ご家庭での和食にも重宝するはずです。

少し強めに冷やして頂くとより引き締まった味わいとなりお薦めですよ！

=====【輸入元資料より】

2004年設立のシャトー・バルテリーは、首都キシナウから北へ約45kmに位置する「オルヘイ村」にある民間企業です。

モルドバの中部と南部に250haの葡萄畑を所有し、自社畑で栽培した葡萄は100%手摘み。

栽培責任者はドイツで経験を重ねたアルカディ・フォスネア氏で、国際品種を主に土着品種にも力をいれています。

国内外のコンテストで数多くの賞を受賞しており、2013年にはモルドバ国内で開催されるコンペティションにてモルドバのワイン経済の成長に貢献しているワイナリーとして受賞。

モルドバを代表する造り手です。

醸造所は石灰岩に覆われており、年間を通して一定の温度と湿度に保たれた天然のセラー空間。

ワインにとって最良の条件が揃った環境です。

バルテリーを代表するワイン、土着品種(フェテアスカ・レガーラ)を100%使用した白ワインはロングセラー品。

2013年ヴィンテージには、ファーストリリースとなるロゼワインや、2014年はブレンドワインの販売を開始。

流行を意識しながらも伝統や独自性を大切にしたワイン造りに取り組んでいます。

ワイナリー施設内には工場と隣接してコテージ・レストランがあり観光地としても人気があります。

レストランではモルドバの伝統料理と欧風料理があり、テラス席では長閑な景色を眺めながらワインと共に穏やかで贅沢な時間を過ごす事ができます。

また、レストラン地下にはテイスティングルームがあり、ワイナリー施設としては珍しく世界各国から厳選されたワインが保管されています。(他国ワインと自社ワインを実際に比較試飲する事ができるスタイル)。

夜は綺麗な星を眺めながら、夏はテラスで・冬は暖炉の前で、スローライフな時間を過ごすにはおススメのワイナリーです。=====

(文章：丸本 知果)