上品な程良い樽感 家庭の洋風魚介料理にはこれ ◎カンピーリョ ブランコ フェルメンタード エン バリーカ(白) 750ml
商品説明
《普段の料理が格上げされる嬉しい白》
このワインの感じ、家庭で作る洋食に合わせやすいんです。
白身魚のムニエルだったら、少しレモンを絞っても合うと思います。
エビフライ、魚介フライなら、レモンも良し、タルタルソースも良し。
樽樽しすぎない程よい樽感、重すぎないボディでなかなか使える1本です。
こんなワインを合わせれば普段の料理も格上げされるというもの。
毎日夕食を作る主婦ソムリエまーちゃん、これは使えるということで即決採用。
リオハと言うと赤に目が行きがちですが、白にもいいのがありますよ。
《果実味と程良い樽感が好印象》
中程度の濃さの黄色。
パイナップルやパパイヤを思わせる甘酸っぱいトロピカルフルーツのような果実香。
加えて、サクッとしたサブレのような軽い焼き菓子のような香ばしさも。
味わいも香りどおりで、濃すぎず上品なトロピカルフルーツ感に加えて、洋梨や桃のような柔らかな果実味。
柔らかな酸とのバランスも良し。
軽いバニラフレーバーのふくよかな余韻も好印象です。
この2019年はベルリンワイントロフィー2020金賞、ジェームス・サックリング93点。
過去VTの評価↓
2018年VT...ジェームス・サックリング 92点
2017年VT...ジェームス・サックリング 91点
2016年VT...ギアペニン2019 91点、ギアペニン2018 91点、ジェームス・サックリング 92点
醸造:オーク新樽。
畑:所有する一番標高の高い畑(700m)。南向き。内陸性気候の影響を受けた大西洋気候。粘土石灰質土壌。
葡萄:平均樹齢35年。ダブル・コルドン仕立て。
醸造・熟成:26時間の低温浸漬後、フレンチとアメリカンオークの新樽にて16℃で20日間の発酵。
バトナージュを行いながら、50日間の澱接触。
《「小さなブドウ畑」プロジェクト》
ボデガス・カンピーリョはバスク州アラバ県に位置する「リオハ・アラベサ地区」にあり、100%個人オーナーの企業としてはスペイン最大手のひとつ、ファウスティーノグループが所有。
グループを率いるフリオ・ファウスティーノ・マルティネスが特に情熱を注ぎ、自らの理想とする高品質のワイン造りを実現するために作り上げた、ブドウ畑が周りを囲むシャトー・スタイルのワイナリーです。
ワイン造りと建築美を融合させたコンセプトで建てられました。
ファウスティーノ一族のワイン造りは1860年代にまで遡り、1950年代に「ボデガス・ファウスティーノ」をスタートし、一大帝国を築き上げました。
その後1978年に小さな畑を購入し、このプロジェクトをカンピーリョ(小さなブドウ畑)と名付け別事業として運営していきます。
モダンで贅沢な最先端の技術を備えた超一流のワイナリーの建設を長年想い描いていたフリオ氏は、1988年にその夢を実現。
現在は娘のマリア・ピラール・マルティネス・サバラが運営を任されています。
《伝統派もモダン派も惹きつけるスタイルのワイン》
ブドウ畑があるラグアルディアは、カンタブリア山脈の麓に拡がる絵のように美しい村。
地中海よりも大西洋の影響が強く、土壌は白亜質に富み、伝統派、モダン派のどちらも同じように惹きつけるワインを生み出します。
カンピーリョはリオハの中でも最も高い標高700m、南向き斜面の最高の土地に50haを所有。
この環境に加え、低収量と厳しい選果を行うことで、タンニンと色素が凝縮されたブドウの実が得られ、長期熟成しても若々しい味わいが保たれます。
ワインは、伝統とモダンの中間のようなクラシックスタイル。
軽やかな口当たりと、その後の素晴らしいストラクチャーが特徴。
常に品質を重視した造りのワインは、完璧なバランスを持つ長熟タイプ。
高い評価を受けています。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | スペイン |
生産地 | リオハ |
生産者 | カンピーリョ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ビウラ75% シャルドネ25% ■格付け:D.O.Ca.リオハ ■アルコール度数:12.5% |