2019年VTは写真とは違うラベルとなります。ご了承くださいませ。

デイリー価格帯「ヴァイン・イン・フレイム」がサクラアワードでも高評価獲得!

人気急上昇中なのが、このヴィル・ブドゥレアスカ。

古くて新しい産地として注目を浴びる東欧、ルーマニアのワイナリーです。

「ヴァイン・イン・フレイム」に続いてご紹介するのがこのプレミアムシリーズ!

お値段は少しプラスではありますが、それでもまだデイリー価格帯。

それでいて他の産地にはない面白美味しいワインですから、試さない手はありません。

ご覧のとおり、ブドゥレアスカは試飲会でも本当に高い評価を得ています。

店主まーちゃんもこの試飲会に参加しましたが、コスパが飛び抜けている印象でした。

ワインラヴァーの皆様なら、このプレミアムシリーズも評価いただけるはず。

タマイオアサ・ロマネスカという品種で地ブドウです。

ジャンシス・ロビンソン著の「ワイン用葡萄ガイド」によると「古来のルーマニア品種。

非常に力強くて気品のある香りを放つ」とあります。

試飲した時も、確かに「ちょっとマスカットっぽい?」と思いました。

それもこの特徴的な香り高さからかも知れません。

ちなみに「タマイオアサ・ロマネスカ」とは「ルーマニアの聖なる香り」の意味。

グレープフルーツのような柑橘香に加え、ジャスミンや藤の花を思わせるような甘い香りも。

アタックから大変華やかで、ふんわりマスカットのような甘い果実味。

蜂蜜のニュアンスに加え、徐々にきれいな酸や引き締まった辛さも。

ジャスミンティーのようなフレイバーの余韻も長くとづきます。

味わいが口中で変化していくのが面白い個性ながら、綺麗で整った味わいでもあります。

いつもと違う1本をお探しの方にもきっとご満足頂けます!

ブドゥレアスカのブドウ畑は海抜175m～400mに位置し、合計280haほど。

デアル・マーレ丘陵地の真ん中に所在し、ボルドーやブルゴーニュと同じ緯度線にあります。

畑は南東向きで、大陸性気候。ワイン畑に理想的な位置と言えます。

ブドウの木の成長が始まる4月から、平均2000時間の日照時間、黒土層と石灰岩の多い土壌のため、ルーマニア国内でもなかなか再現できない栽培条件になっています。

このように高品質なワインのポテンシャルを秘めたブドゥレアスカのワインの品質をさらに高めたのはイギリス人醸造家、スティーヴン・ドネリーの存在。

アメリカのナパ・ヴァレーで就業した後、イギリスやハンガリーをはじめ、数々の国で30年以上の経験と実績を誇り、ルーマニアの伝統と最新のワイン技術を絶妙に融合させています。

デアル・マーレ産地のワイン造りは3000年前のダキア時代まで遡ります。

古代ギリシャのホメーロスの作品の中にダキアワインの話が良く出ており、ホメーロスによると「ギリシャの戦士たちはワインを求め、ダキアを侵略した」。

ダキアのデチェバル王は優れたブドウ畑を資産として狙う他国からの襲来を防ぐために、葡萄畑の一部を伐採したというエピソードが有名です。

ブドゥレアスカ社はこの産地の歴史と伝統を引き継ぎ、デチェバル王をワイナリーのシンボルにし、ルーマニアワインの真を世界に伝えようとしています。

2004年の創立以来、数々のワインコンクールで受賞。

ワイナリーとしての歴史は新しいですが、同地でのブドウ栽培は紀元前からの長い歴史があります。

歴史と伝統に基づいたワイン造りを、スティーヴン・ドネリーの加入により品質をさらに高めることに成功。

ルーマニアの国営航空会社TAROMの機内ワインとして好評を得ています。=====