モルドバ産・土着品種の白! 珍品好きにお薦めの個性派! ◎クリコバ オラシュルスブテラン ヴィオリカ(白) 750ml
商品説明
モルドバ産ワイン、当店では着々と種類を増やしております。
とは言っても、このワインでモルドバ産ワイン初挑戦となるお客様ももちろんいらっしゃるはず。
まずはモルドバについての基本情報。
東ヨーロッパ、ルーマニアとウクライナに接し、1991年に旧ソ連から独立した若い国。
人口約350万人、四季があり肥沃な黒土に恵まれ農業が盛んな国です。
輸入元からの情報によると、国境を接するルーマニアやウクライナ、ロシア、トルコなどの影響を受けた食文化。
野菜、香草、乳製品を使用した料理が多く、お米は野菜のように料理の具材として使用。お肉は鶏・鴨・牛・豚・うさぎ。
魚は内陸部のため、淡水魚が一般的。
全体的に素材を生かした薄口でシンプルな味付けが特徴。
ワインはカジュアルに飲まれており、マリアージュはあまり意識されていないとのこと。
近年、早耳ワインラヴァーの間で東ヨーロッパからのワインが熱い!
土着品種が多いので探究心が湧き、またその土着品種が珍しいだけでなく美味しいという事実!
当店ではすでに数種類のモルドバワインを取り扱っていますが、注目の東欧生産国として、是非皆様にお試し頂きたいと思います。
生産者のクリコバは、スパークリングワイン国内シェア1位。
スパークリングワインはもちろんのこと、こちらでご紹介するスティルワイン(非発泡ワイン)もとっても美味しいんです!
このワインのぶどう品種は「ヴィオリカ」。
店主まーちゃんも初めて出会った品種です。
比較対象がないので、品種特性なのかこのワインの個性なのか不明ながら、味をざっくり言うと「辛口シェリーのニュアンスを持ったマスカット」。
今まで飲んだことのない感じの面白いワインです。
珍品好きなワインラヴァーは興味を持たれるのでは?
中程度の濃さの黄色
香りにはジャスミンや藤のような花の香りと、マスカットやリンゴのような果実香が混じります。
香りにも感じる果実味に加え、穀物っぽいドライさが同居。
引き締まった精悍な印象。
辛口のシードルやシェリー、日本酒のようなニュアンスありの個性派。
花のような香りが鼻に抜け、余韻があります。
しっかり冷やして、揚げ物に合わせてウォッシュ効果を狙ってください。
普段と違う1本をお探しの方にもお薦めですよ!
=====【輸入元資料より】
クリコバは1952年に創立した国営企業。
首都キシナウから北に15kmに位置するクリコバ村にあります。
モルドバで初めてシャンパン製法のスパークリング製造を開始した先駆者。
ワイナリーの敷地面積は53ha(東京ドーム11個分)で、地上から深さ60m~80m、全長120kmに及ぶ巨大な地下施設内は、天然の石灰石により温度と湿度が一定に保たれ、ワインにとって最も良い条件が揃った環境です。
スパークリングワインの国内シェアは1位、年間450~500万本のワインを製造・輸出しており、同施設内では常時1600万本が瓶内熟成中です。
世界でも珍しいカベルネ・ソーヴィニヨン100%の赤いスパークリングワイン、土着品種を用いたもの、イタリアのプロセッコにも似た芳醇な果実の香りを生かしたシャルマ方式のスパークリングなど幅広く手掛けています。
また、国営企業という事もあり、土着品種にも力を入れているワイナリーです。
レストランや5大ホールも構えており、国際シンポジウムや国際試飲会場としても使用され、国の文化遺産として認定されています。
また、観光客向けツアーでは、竜宮城をイメージした神秘的なデザインや、ステンドグラスを用いた豪華なインテリアなど、タイプの異なる部屋で食事やテイスティングを行う事も出来ます。
ヴィンテージルームには約100万本のコレクションワインがあり、宇宙飛行士ガガーリンのワインや、最も古いもので1902年の甘口赤ワインが展示されています。
また、国を代表する著名人のプライベートセラーとしても使用されており、入口にはここを訪れた際の写真が飾られています。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2017 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | モルドバ |
生産地 | コドゥル地方 |
生産者 | クリコバ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:ヴィオリカ100% ■格付け:----- ■アルコール度数:12.5% |