ワイン造りの起源!歴史に思いを馳せるワイン! ◎ヴィナリア・ディン・バーレ フェテアスカ・アルバ(白) 750ml
商品説明
「モルドバ共和国」と聞いてみなさんは何をイメージされますか。
わたしは紺碧の海に浮かぶ島を思い浮かべました。そして
『いえ、違いますよ、それは「モルディブ」です!』
と周りから即、指摘されました。
「モルドバ共和国」とは東ヨーロッパに在ります。
ルーマニアとウクライナに隣接し、黒海の西に位置する比較的小さな国。
「ここのワインが意外や意外!美味しくて・・!」と店主まーちゃんが「WINE KANSAI」※で発掘してきた「モルドバ」のワイン。
後から聞くと同じようにモルドバ・ワインのブースに注目していた関係者もちらほら。。
どうやら今回の「WINE KANSAI」でモルドバ・ワインが秘かに話題になっていたようです。
調べてみるとまず、モルドバ共和国は「世界最古のワイン産地のひとつ」!
ワイン造りに関してはどこの国より長い歴史を持っています。
そして肥沃な黒土と大陸性の気候を持つワイン造りに適したテロワール。
詳細は後に記していますが
試飲してみるとそんなウンチク抜きに美味しい!
何よりフレンドリーな味わい!
そして、この国のワインの歴史背景を知った上で頂くとより一層味わい深く思われます。
輝く淡めのイエロー
青りんごのようなフレッシュで青い香りの中に白桃のような甘い香りが広がります。
ゆずのような酸とその皮由来の苦みに青っぽさ。
りんごの中でも酸がきいた紅玉のようなニュアンス。
余韻は酸と共にほんのりハチミツのような甘味が残ります。
紀元前30世紀から続くワイン造りの中で、最も歴史があるといわれている白葡萄の土着品種「フェテアスカ・アルバ」を使用。
日本語では「白い乙女」と言われます。
同ワイナリーのフェテアスカ・レガーラより果実味が強い印象。
とは言え「白い乙女」と称されるだけあって清楚で若々しいイメージです。
合わせるお料理はキッシュやジャガイモのガレットなどの前菜。
家庭料理ではいんげんの胡麻和え、切り干し大根など普段の素朴な副菜に。
水餃子に焼き餃子もピッタリはまりそうですね。
【コンクール受賞歴】
インターナショナルワインコンテスト ブカレスト2016 銀メダル
デキャンターワールドワインアワード ロンドン2016 表彰
インターナショナルワインチャレンジ ロンドン2016 表彰
=====【輸入元資料より】
《モルドバワインの歴史》
モルドバのワイン造りは、今から約5000年前の紀元前30世紀頃、各家庭で始まったといわれています。
ギリシャの植民地開拓者の影響を受けワイン造りが広がり、ローマ帝国時代に更に発展。
1500年より「モルダヴィア公国」シュテファン大公により葡萄畑の総面積は一気に増え、1800年代初頭には現在の土着品種(地域特有の品種)の栽培を開始しました。
その後、国際的博覧会で高評価を受け、モルドバのワインはヨーロッパの宮殿や王室でも愛飲されるようになりました。
1800年代後半、フィロキセラ(葡萄の木の病気)により多くの畑が全滅しましたが、接木により回復へむかい、同時期にフランスの葡萄品種を輸入し、国際的な品種の栽培をスタートしました。
1940年には、ソビエト連邦の一部として「モルダビア・ソビエト社会主義共和国」となり、1960年以降の20年間、ソビエト連邦の中で一番の葡萄栽培大国となりました。
しかし1980年ゴルバチョフ書記長の改革により「アルコール禁止令」が発令。
葡萄畑の伐採、ワインの破棄によりモルドバにとって国家的悲劇となりましたが、1991年旧ソ連からの独立後、ワイン産業の回復に向けて再スタートしました。
ワイナリー民営化を行い欧州先進国による機械の導入・技術者の派遣・人材育成を図り、生産量の90%を海外に輸出するまでに成長。
現在、ワイナリーの数は約150となり、海外で経験を積んだ若い世代の生産者も増え、欧州のみならず米国・カナダ・アジアと輸出を増加し、国際的品評会では多くのワイナリーが参加し高評価をうけるなど、新しいモルドバワインとしてのスタートを踏み出しています。
=====
※およそ70社のインポーター(輸入会社)が出展する酒販店、業務店向けの西日本最大のワイン・イベント
(文章:丸本 知果)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2015 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | モルドバ |
生産地 | バルル・ルイ・トライアン地方 |
生産者 | ヴィナリア・ディン・バーレ |
■味わい:辛口 ■ぶどう品種:フェテアスカ・アルバ100% ■格付け:----- ■アルコール度数:13.0% |