最近話題のクラフトビール、楽しまれているワインラヴァーの皆様もいるのでは？

店主まーちゃんも大好きで、いろいろ飲み比べを楽しんでいます。

うちでもなんか面白いクラフトビール取り扱いたいなぁと思っていたら・・

ありましたっ、ワイン屋ならではのクラフトビールが!

（原料の分類上「リキュール」となります。)

ビールの説明を詳しくやっちゃうとキリがないので超ざっくり説明します。

世界中に無数にあるビールですが、大きく分けると「エール」と「ラガー」の二つ。

「ラガー」はその名のとおりの大手定番ビールに代表されるキリッとしたゴクゴクタイプが多い。

「エール」は様々な個性の幅がより広くて、豊かな味わいを楽しむタイプが多い。

大きく分けた「エール」の仲間の中にスタウトやヴァイツェンやIPAなど色々ありまして、ゴールデン・エールというのもその一つ。

ゴールデン・エールはその名のとおり金色で、苦味軽めの比較的すっきりしたタイプ。

で、次はこちらの「モンカロ　キッカ　ビオンダ」の説明です。

そのゴールデン・エールのビールをマルケ州産麦芽を使用して作ります。

それにマルケ州の土着品種ヴェルディッキオ種のワインを10%加えて二次発酵させたクラフトビール(リキュール)です。

モンカロはマルケ州のワイナリーです。

色は明るい黄色。薄く濁りあり。

フルーツバスケットのような優しく甘い果実香が豊か。

それにホップの香ばしい香りが入り混じり、明らかに特別なビールの香り。

きめ細かなクリーミーな泡が印象的で、泡からすでにフルーティー。

香りどおり、優しく柔らかく親しみやすい味わい。

思わず「わぁ、美味しい」というシンプルな感想が出ます。

ふんわりとミックスフルーツっぽい甘みが感じられ、ビールの苦味はまろやか。

喉の渇きのために飲むにはもったいない美味しさです。

晩酌はもちろん、休日ランチやリラックスタイムのお伴にもお薦めですよ。

モンカロ社はイタリア中部、アドリア海に面したマルケ州にある協同組合で、伝統的なヴェルディッキオ生産の中心地モンテカロットにあります。

設立は1964年で、所有する畑は約900ha。

設立当初から掲げている経営哲学、「仕事に対する真摯で一貫した姿勢と、自然に対する愛情」に基づいて、自然環境に負担をかけず、品質の高いワインを造っています。

州内の重要な3つの生産地に醸造所を持ち、それぞれの個性を大切にしたワイン造りを行っています。

畑の特徴を生かした、高い品質のワインを納得の価格で楽しめるのがモンカロの大きな魅力です。

畑の改殖、収量制限、最新の醸造技術・設備の導入と、意欲的にワイン造りに取り組んでいます。

1980年からは徐々に有機栽培に着手。

病害等と戦うのではなくそれらを防ぐ発想の下、より自然な方法で葡萄を栽培しています。

イタリアワインの品質向上と海外へのアピールを目的としたB.A.V.Iイタリアワインコンクールで最多受賞を誇る、マルケ州で最も有名で将来有望株なワイナリーの一つ。

価格も驚くほどリーズナブルです。