がっつり系メニューに!フルーティーな南イタリア赤! ◎ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ アリアーニコ・デル・ヴルトゥーレ ピポリ(赤) 750ml
商品説明
《んもうっ、んまいんだもんっ》
2009年VTからの取り扱いがあるロング・セラーの1本。
2010年VTが雑誌「一個人」の「1500円以下のイタリア・ワイン・グランプリ」で2位を獲得したのをきっかけに人気アイテムとなりました。
その後もヴィンテージが進んでもずっと安定した品質で、コスパの高さが光ります。
ちなみに、「一個人」掲載時に1位だったワインも当時取り扱っていましたが、店主まーちゃんはこのピポリのほうが好きで、その後の商品入れ替えの荒波もくぐり今に至ります。
2021年VTは「ルカ・マローニ ベストワイン年鑑 2023」で93点、「イ・ヴィーニ・ディ・ヴェロネッリ2023」で3星/90点獲得。
んもうっ、んまいんだもんっ!
きれいな赤紫色。
サクランボのような果実香に、軽くバニラ香も。
しっかりとした骨格や濃さあり。
タンニンや酸も丸みがあり、パワフルながらも親しみやすい1本。
我が家では鉄板焼きに合わせましたが、焼肉のタレの甘くてスパイシーな感じにピッタリでした!
鉄板焼き、BBQのようながっつり系メニューに自信を持ってお薦めします。
ピアーノ・デル・チェッロのとろり濃厚な味わいが秋冬向けとするならば、春夏にお薦めしたいのがこちらのピポリ。
どちらも果実味が凝縮した明快な美味しさは共通ながら、冷やして春夏にも楽しめる絶妙なミディアム-フルボディです。
《ミネラル豊富な火山性土壌が産む独特のスタイル》
人気ワイン「エディツィオーネ」や「カサーレ・ヴェッキオ」でおなじみのファルネーゼ(ファンティーニ)のグループ・ワイナリー。
ワイナリー名は、この地域の有名な死火山ヴルトゥーレ山にちなんでいます。
ラベルに使われるロゴマークは、火山が噴火して溶岩が流れ出している様子をイメージ。
何世紀も前にヴルトゥーレ山が噴火した際、鉄分と石灰が混じるミネラル豊富な火山性土壌が形成されました。この土壌のおかげで、肉厚でボリューム感がありながら、柔らかいスタイルのワインに仕上がります。ほとんどの葡萄畑が斜面にあるため雨水が流され、水分の過剰な供給を防ぐことが出来ます。
《畑の健全さを証明する畑の守り神「蜘蛛」》
ファンティーニ・グループでは、ほとんどの葡萄畑をオーガニックに近い栽培方法で管理していますが、認証マークにはコストがかかるため一部の銘柄でのみ取得しています。
ヴァレンティーノは「品質はイマイチだけどオーガニックだから良い、では意味がありません」と語ります。
ヴァレンティーノが最初にトップ・キュヴェのピアーノ・デル・チェッロの畑に行ったとき、蜘蛛の巣だらけだったため栽培農家に理由を尋ねたところ、農薬や殺虫剤を使っていないからだと言われたそうです。ヴァレンティーノは「蜘蛛は畑の守り神」だと言います。
「ここは標高が500m以上と高く、夜になると気温が非常に低くなります。葡萄に害を与えるような虫は死んでしまうため、殺虫剤を使う必要がありません。そのため、有機栽培を行うことが出来ます。蜘蛛は科学的な物質に敏感で、農薬や殺虫剤を使うと死んでしまうか、別の場所に逃げてしまうそうです。このように、数多くのクモの巣が畑にはられているということは、その畑が健全で自然であることを証明しています。まさに、蜘蛛は畑の守り神なのです。そのため、ピアーノ・デル・チェッロのラベルは蜘蛛をモチーフにデザインしています」。
《熟成は天然セラーで》
毎年フランスの樽メーカーを訪問し、一番良い木材を選び、樽の焼き具合も自分たちで決めています。
また、樹齢の古い板の方がより豊かなテクスチャをもたらすので、出来るだけ樹齢の古い木の板を使うようにしています。
セラーの2階にはラボが併設されており、資格を持ったスタッフが検査や分析を行っています。
町のある丘にある500年前の雪の貯蔵用の洞窟を利用した樽熟成用セラー(季節を問わず16 18度程度)を2011年から使用。
2014年4月から最新式の瓶詰ラインが稼働中。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
---|---|
タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2020 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | バジリカータ州(イタリア南部) |
生産者 | ヴィニエティ・デル・ヴルトゥーレ |
■味わい:ミディアム-フルボディ ■ぶどう品種:アリアーニコ ■格付け:DOC ■アルコール度数:13.5% |