プーリア土着品種ヴェルデカの香り高さを体験! ◎カンティーネ・サン・マルツァーノ タロ ヴェルデカ(白) 750ml
商品説明
《プーリア土着品種ヴェルデカを体験》
安定した美味しさのサン・マルツァーノ。
デイリー価格帯の人気ワイン、イル・プーモのちょっと上のレンジがこのタロちゃん。
「タロ」というのはワイナリーが位置している場所の伝統的な姓。
地元に根付く生産者が、畑を自分の庭のように愛情を注ぎブドウを栽培していることから、彼らへの感謝の気持ちを表現するためワインにこの名前をつけたそうです。
そのタロちゃんシリーズに、ニューフェイスが登場。
プーリア州の土着品種ヴェルデカです。
《アロマティック品種のような華やかさ》
濃いめの黄色。
特徴的なのがその香り。
ヴィオニエなどのアロマティック品種っぽい香り高さ。
ジャスミンの花のような可憐な香りと、黄桃の缶詰を思わせるような甘く凝縮感のあるシロップのような香り。
味わいは香りを反映したような華やかさと程よいふくよかさが特徴。
白桃や黄桃、洋梨のような柔らかな果実を思わせる優しく上品な甘み。
またフラワリーな香りが味わいに影響し、柔らかな個性を醸し出しています。
酸はやや穏やかなので、しっかり冷やすほうが味わいが引き締まります。
個性がありながらも、飲みやすく親しみやすいタイプ。
我が家では1日目がエビフライ&白身魚フライと。2日目は和風豚骨スープの鍋と合わせました。
香り高いから料理は合わせにくいかなと思いましたが、これが意外と違和感なく合いました。
こういうタイプはワイン単体で楽しめるのもいいところ。
ナッツやくせのないチーズなどとリラックスタイムにいかがでしょうか。
オーク樽熟成3ヶ月(225L、仏産新樽比率100%)
《良質ワインを造るための条件が揃った生産者》
東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリー。
1962年に創業した協同組合で、現在は1200以上の栽培農家を抱えています。
熟練の栽培家らの手によって造られる、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組んでいます。
革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
土壌は粘土質、石灰質に赤土土壌、その下には、 石灰質の石の層が連なります。
夏は暑いが、夜は気温が下がるため昼夜の気温差があります。
降水量は少なく、海風の恩恵を受けます。
これらの条件が全て揃った時、タンニンが繊細、エレガントでありながら、ストラクチャー豊かなワイン、かつ熟成に耐えうる偉大なワインの生産が可能となります。
醸造家のマリオ・エルコリーノ氏はアヴェッリーノで醸造学を学んだ土着品種の専門家で、フリウリ、アブルッツォ、ピエモンテ、トスカーナ、ラツィオ、カラブリア、シチリアなどイタリア各地で経験を積みました。
ギリシア、ルーマニア、フランスなどでも活躍し、90年代にプーリアへ移住。サン・マルツァーノでの経験は2002年から。
もう一人の醸造家ダヴィデ・ラグーザ氏はフィレンツェで農業学と醸造学を修めました。
以前からサン・マルツァーノの収穫を分析し、NZなどの海外での経験を経て、2013年よりワイナリーに正式入社。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 白 |
ヴィンテージ | 2022 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | プーリア州(イタリア南部) |
生産者 | カンティーネ・サン・マルツァーノ |
■味わい:やや辛口 ■ぶどう品種:ヴェルデカ100% ■格付け:プーリアI.G.P. ■アルコール度数:12.5% |