秋冬に飲みたいワイン、続々と入荷してきてます！

既にボルゲリ・ロッソをご紹介のミケーレ・サッタから、フラッグ・シップのピアストライアが入荷！

スーパータスカンと呼ばれるワインの中では超がつくほど現実的良心価格にして、下でご覧頂けるとおりずっと高評価を続けている大変高レベルな１本です。

この2013は、ワインアドヴォケイトで94点、ワインエンスージアスト93点！

中程度～やや濃いめの赤紫。

豊富なベリー香とともに、ブランデーのような甘く濃厚なアルコール感も。

厚みのある果実味が凝縮。

黒い実をゆっくり煮溶かして熟成させたようなイメージ。

酸もタンニンも溶け込んでいて、柔らかな甘みもあるため心地よい優しさあり。

強さの中にも、ベルベットのような柔らかでしっとりした暖かさを感じる、まろやかなフルボディ。

深みある余韻を長く感じる１本です。

今飲んで十分美味しいですが、セラーをお持ちでしたらまだまだ熟成も可能です。

ステーキやローストビーフ、またビーフシチューや赤ワイン煮込みなど、いいお肉のお伴にゆったり楽しんでください。

ボルゲリ・ロッソとは品種構成が違うので、また違った趣を楽しんで頂けます。

飲み比べも是非どうぞ。

単一畑「カスターニ」を含む 5つの区画で４品種全てを栽培。平均樹齢25年。

メルロ・シラー・サンジョベーゼ・カベルネソーヴィニヨンの順で完熟させて収穫。

（メルロー9月上旬～カベルネ10月上旬）

天然酵母を使用し、品種ごとに大樽で発酵。

発酵と同時に、20日間のマセレーション。

フレンチオークにて18-24ヶ月の熟成（新樽比率20％）

ボルゲリDOCの最南端の村カスターニェート・カルドゥッチに居を構え、スーパートスカーナ（スーパータスカン）と呼ばれるワイン造りで高く評価されている人気の生産者。

当主ミケーレ氏は大学卒業後ボルゲリに移住し、「我が天職はワイン造りである」と目覚め、1984年に自身のワイナリーを興しました。1988年に近代的な設備を備えたワイナリーが完成。ミケーレ氏はあくまでもボルゲリの個性を生かした、この地だからこそのエレガントなサンジョヴェーゼを造る事に情熱を注いでいます。

３０年間に渡り毎日畑でブドウの世話をしてきたミケーレ氏は、誰よりもボルゲリのことを熟知する人物。そして、６０歳になった今でも新たな挑戦に余念のない根っからのアルティジャーノ（職人）です。ミケーレ氏は常に自然と向かい合い、その年のベストなワイン造りを畑の段階から考えます。=====

(文章：佐野 雅子)