あのエディの弟分!お兄ちゃん譲りの美味しさです! ◎ヴィニエティ・デル・サレント トレ・イコーネ NV(赤) 750ml
商品説明
ちょっと大変なことになっているファルネーゼ エディツィオーネ。
そのエディツィオーネの弟分と言えるワインが、こちらのトレ・イコーネです!
このワインは、ファルネーゼ・グループのヴィニエティ・デル・サレント(プーリア州)で造られていますが、プーリア州以外の地域からの葡萄も使っているため、厳密にはプーリア州のワインではありません。上に記載のとおり、3つの州からの最上の葡萄をブレンドして造られます。ですので、エディツィオーネ同様、「こだわって作ったけど、ワイン法上はランク下」なワインです。
こちらはまさに、「エディのかわいい弟」って感じ。
エディ兄ちゃんのコクを引き継ぎつつ、より親しみやすさがあります。
エディ兄ちゃんはその圧倒的な存在感ゆえ、開ける前に私なんかはちょっと身構えてしまう感もありますが、弟のトレ君はずっと気軽にご飯に誘えます。
中程度の濃さのルビーレッド。
ブラックチェリーのような甘い香り。愛らしい印象の果実香が豊富。
糖度の高いチェリーやラズベリー、ブルーベリーを思わせる果実の甘みあり。
その柔らかな甘みの後、少し若さのあるタンニンが感じられます。
柔らかな酸がバランス良くあるため、エレガントさもあります。
軽く樽の風味が溶け込み、大柄とまではいかないものの、程よい肉付きで飲み応えもあるレベルの高い1本。
この価格帯の南イタリア品種にありがちな、「果実味が豊かで美味しいんだけど、ちょっとボテっとして野暮ったい」ところがないのが、トレ・イコーネの特筆すべき点でしょう。
このタイプの暖かみがある味わいは、当店のお客様の多くがお好みだと思います。
(というか、経験上、日本人は南イタリア品種のこういう味が好きな人は多いです)
家庭料理に幅広く合わせられる味わいですが、やはりハンバーグや鉄板焼きなどお肉に合わせてもらうと一層実力を発揮すると思います。
またホームパーティーの時にも、話のネタ的にも面白いワインですよ!
ワインの情報:3つの品種は別々に醸造(すべてステンレスタンク)。
3つの州の葡萄をブレンド。
・ネレッロ・マスカレーゼ
シチリア州サンブーカ・ディ・シシリア 平均樹齢25年
熟成:ステンレスタンク
・モンテプルチャーノ
アブルッツォ州テーラモ 平均樹齢30年
熟成:50%はバリック新樽と1年樽、50%はステンレスタンクで約10ケ月間熟成
・プリミティーヴォ
プーリア州サレント 平均樹齢40年
熟成:50%はバリック新樽と1年樽、50%はステンレスタンクで約10ケ月間熟成
「トレ・イコーネ」(3つのアイコン、象徴)は、3州の個性ある葡萄品種を象徴し、「663」は、3つの畑を結んだ距離(km)を示しています。
=====【輸入元資料より】
ファルネーゼ・グループがプーリアで展開する新たなプロジェクトです。
エノロゴはファルネーゼのフィリッポ・バッカラーロと、フェウディ・ディ・サンマルツァーノで長年働いていたテオ・ダッポリートで、物静かでまじめな印象です。
畑は大部分が、マンドゥーリアとサーヴァの町にあり、何年にも渡ってフィリッポと一緒に仕事をしてきた農家が所有しているものです。
平坦な土地で、周りに湖も山もないため雪解け水が畑にもたらされることもありません。
畑の土は鉄分を多く含んで赤色をしています。粘土質の土壌もあります。下層土は石がたくさん詰まっていいて、土地は痩せているため、葡萄は地中に水分や栄養分を求めて深く根をはります。
日中は大変暑く、6月から収穫の時期までの約3ヶ月は40度にもなります。しかし、夜は北東のアドリア海から南のイオニア海に向けて冷たい風が畑の中を吹き抜けるため、昼夜の寒暖差がもたらされ、畑が暑くなりすぎるのを防いでいます。
栽培は、葡萄を育てたことのない季節労働者ではなく、知識も経験も積んだ人々に任せるのが一番と考え、古い葡萄の樹を持っている栽培農家と長期に渡る契約を結んでいます。=====
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | NV |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | イタリア |
生産地 | アブルッツオ州(中部) プーリア州(南部) シチリア州(南部) |
生産者 | ヴィニエティ・デル・サレント |
■味わい:ミディアム フルボディ ■ぶどう品種:モンテプルチャーノ・ダブルッツオ プリミティーヴォ ネレッロ・マスカレーゼ ■格付け:VdT ■アルコール度数:14% |