現代のグランクリュと呼びたいオーガニック・ワイン ◎シャトー・ロシェ・コルバン(赤) 750ml
商品説明
《古樹からの粒選葡萄 手間暇かけた逸品》
南方おおらか系フルボディが売れ筋の当店。
店主まーちゃんもおおらか系が好きなので、そんなタイプをたくさんご紹介しています。
だから「ボルドーのカベルネはちょっと固くて・・」という方も多いでしょう。
が、ボルドーはカベルネばかりではなく、メルロー主体のものも多くあります。
で、メルロー主体ボルドーは南方おおらか系好きのストライクゾーンにも入ると思います。
しっとり大人っぽい味わいが飲みたい時にお薦めしたい1本。
樹齢30年から120年の古樹による凝縮された葡萄を粒選りして造られています。
《硬軟バランスとしなやかさに高級感あり》
少しガーネットがかった濃い赤紫。
熟した赤い実のような甘い果実香、柔らかく香ばしい樽香、バニラ香が入り混じっています。
アタックから大きく口中に広がる豊かな果実味。
メルローの柔らかな甘みを含んだたっぷり果実味を主体に、カベルネ・フランの軸。
この硬軟バランスとしなやかさに高級感あり。
タンニンも豊富で存在感はありますが、角なく滑らかに溶け込んでいます。
力強くも美しい味わいです。
煮込み料理にもステーキにも。おうちごはんがグレードアップする1本。
こだわりのオーガニック栽培。 粒単位での葡萄の選別。
後述のとおり、この価格のボルドーにして驚くほど手間暇かけて造られている逸品です。
《現代のグランクリュと呼びたいオーガニック・ワイン》
シャトー・ロシェ・コルバンの葡萄畑はかつてシャトー・コルバン(サンテミリオン・グラン・クリュ)の所有地でしたが、1880年にフィリップの曾祖父、シャルル・デュランの所有となりました。
1986年に4代目のフィリップがシャトーを引き継ぎ、自然環境を尊重しながら近代化を図り、さらなる品質向上のために力を注いでいます。
畑は10.5haで小高い丘の西側の斜面。
粘土石灰質土壌で非常に日当たりが良く、水はけの良い斜面という葡萄栽培に理想的な条件。
約85%がメルロ、15%がカベルネ・フラン。
平均樹齢は45年。15%は樹齢70年以上の古木、最古の区画はなんと樹齢140年。
2019年から新たにマルベックの栽培もスタート。
オーガニック栽培。化学肥料、除草剤は一切不使用。(除草剤30年間不使用)
2020年にオーガニック認証を取得。
通常の畑作業はフィリップと娘のジュリエット、従業員一人だけで行っています。
経験と意欲のある少人数のチームで葡萄を常に観察、厳しくチェック。
収穫時期には約30人の収穫人のチームを編成し、1週間から10日間ほどかけて作業。
《こだわりの粒単位選別が美しいワインの秘訣》
葡萄が完熟した状態で手摘み収穫。葡萄を傷つけないよう10kgの小型ケースを使用。
手摘みにすることで、畑で葡萄を選別が可能となります。
セラーの選果テーブルでも選別、除梗後にも粒単位で選別と計3回もの選別作業を行います。
こうして選び抜いた最高の葡萄だけを使用することで、高品質なワインを造り出しています。
醸造は2015年から徐々にSO2添加を減らしています。2019年VTは15mg/L。
除梗後、破砕せず粒の状態でメルロとカベルネ:フランを別々に醸造。
発酵前に短いコールド・マセラシオンを数日行う(果皮と果肉から色素やタンニン、アロマなどの要素をよりやさしく抽出、種子からの荒いタンニンの抽出を抑える)
発酵:28度以下に温度コントロールしたコンクリートタンクで約15日間。
熟成:3/4をフレンチオーク樽、1/4をコンクリートタンクで約12ヶ月。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | フランス |
生産地 | ボルドー モンターニュ・サンテミリオン |
生産者 | シャトー・ロシェ・コルバン |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:メルロー主体 カベルネ・フラン ■格付け:A.O.C.モンターニュ・サンテミリオン ■アルコール度数:14.5% |