酒神バッカスの地が育む古代品種マヴルッド ◎カタルジーナ メゼック マヴルッド(赤) 750ml
商品説明
《ブルガリア固有品種マヴルッド》
珍品ハンター店主まーちゃん、またまた珍品をご紹介。
ブルガリアは土着品種の宝庫で、その数なんと2000超え!
その中で古代トラキア時代から使用されているという驚きの超古代品種が5種あり、マヴルッドはそのうちの一つです。
ジャンシス・ロビンソン著の「ワイン用葡萄ガイド」によると「ほぼブルガリア中南部だけで栽培。完熟すれば凝縮したタンニンの強いワインを造る。収量は低い。早熟。オーク樽での熟成に良く反応する」とのこと。
また、ソムリエ教会教本には「全国の2%でしかないが、質の高い黒葡萄。熟成向きのフルボディ」と書かれています。
輸入元の営業さんいわく「他の品種に例えると、うーん、カルメネールが近いかなぁ」という解説で、なるほどこの説明が一番わかりやすいかも知れません。
珍品種好きのワインラヴァーの皆様、試してみたくなりませんか?
《濃厚だけど柔らかくてまろやか》
濃い赤紫のきれいな色合い。
赤、黒の様々なベリーフルーツの素直な果実香が豊富。
アタックからまろやかで柔らかな果実味が広がります。
果実の凝縮感はありますが、ググッと押してくるような重さや強さはやや控えめ。
カルメネールは割と力強い品種ですが、あの感じをもうちょっと優しくしたような・・。
酸もタンニンも丸みを帯びていて全体的に滑らかな印象。
濃さの割に柔らかで温かみを感じる1本です。
フレンチオーク樽(新樽)40%と、残り60%はステンレスタンクで6か月熟成しブレンド。
「日本で飲もう最高のワイン2015」で、2013年VTが愛好家部門ゴールドメダル受賞。
JALファーストクラスのラウンジワインに採用実績あり。
《酒神バッカスの地で造られるワイン》
ブルガリアとギリシャの国境近く、長年人が立ち入らなかった為ノーマンズランドと呼ばれる古代トラキア王国の地に2004年誕生。
ギリシャ神話のディオニソス(バッカス)はトラキアで崇められていた酒神がモデルといわれています。
東ロドピ山脈丘陵地帯に広がる550haの畑は冬も温暖で年間日射量はブルガリア最大。
双子の醸造家・キショフ兄弟が古典的手法と近代的設備を操り、欧州の専門家も評価するワインを 2006年以来作り続けています。
メゼックは紀元前4世紀の高名なトラキア王の墳墓のある地名です。
この地に畏敬の念とインスピレーションを受け、ワインにメゼックと名付けました。
ムンダス・ヴィニ2020で、ブルガリア・ベストワイン&ブルガリア・ベストワイナリー。
また上級レンジの「ショパン・バラード」「クエスチョンマーク・ゴールド」など5つのブランドがゴールドメダルに輝き、ブルガリアで最多のメダルを受賞。
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | ブルガリア |
生産地 | トラキアヴァレー |
生産者 | カタルジーナ・ワイナリー |
■味わい:ミディアム-フルボディ ■ぶどう品種:マヴルッド100% ■格付け:----- ■アルコール度数:14.5% |