ジンファンデルのイメージを一新させる華麗なる1本 ◎フロッグス・リープ ジンファンデル ナパ・ヴァレー(赤) 750ml
商品説明
《カリフォルニア有機栽培第一人者のナチュラルワイン》
もう随分前ですが、このフロッグス・リープを訪ねたことがあります。
ナパやソノマのワイナリーを何軒か訪問したうちのひとつだったのです。
近代的でスタイリッシュなところや重厚な印象なところなどいろんなワイナリーの中で、花が咲き乱れた庭と小さく素朴なテイスティングルームのフロッグス・リープは圧倒的にナチュラルでリラックスできるワイナリーでした。
オーナーのジョンさんの来日で20年以上ぶりにお会いしてランチをご一緒させていただく機会がありました。
新しい醸造方法やタンクを試しているお話を聞くと、変わらずどころか、ますますワイン造りの情熱やアイデアが湧いている様子でした。
今回ご紹介するワインとお料理とのマリアージュも素晴らしかったです。
そんなカリフォルニア有機栽培第一人者のナチュラルワインをご紹介します。
フロッグス・リープは、1981年、カエルの養殖場として知られていたミル・クリークでオーナー&ワインメーカーのジョン・ウィリアムズとラリー・ターリー(ターリー・ワイン・セラーズ)の共同経営でスタートしたワイナリー。
蛙が飛び跳ねたユニークなラベルとオーガニック&バイオダイナミクスの第一人者として世界中でお馴染みのワイナリーです。
有機栽培によるナパ・ヴァレー最良のブドウを使用、伝統的な醸造技術で土壌と気候を色濃く反映したナパ・ヴァレー最高のワインを生み出しています。
2005年からはワイナリーで使用する電気も100%ソーラー発電によって賄っています。
LEED(Leadership in Energy and Environment Design)、Napa Greenの認定を受け、長い間環境に優しいワイン造りを行ってきています。
《待てる者への大きな報酬!2019年は特にパワフル!》
生産者によるワイン情報
ラザフォード産プティ・シラーと共に発酵させたセント・ヘレナにある自社畑からの美しいジンファンデルの果実は、ジンファンデルとはどういうものかという領域の範囲を押し広げるのに役立ちました。
美味しく華麗でフルーティーな香りはワインに洗練された印象を与え、長期熟成を可能にしています。
このジンファンデルは、小さなコンクリートタンクで大規模に熟成させています。
これにより果実の新鮮さが保たれると同時に、ワインのボディに驚くほどの深みが与えられ、言うところの「重さのない密度」が生まれ、ワインの完璧なバランスが保たれているのです。
100%オーガニック認定の無灌漑農法。平均樹齢は17年。土壌:砂利質ローム。収穫:9月9日-19日
このワインを若くておいしい時期に飲みたいと思うでしょうが、そのような誘惑に負けてはいけません。
40年前から主張しているように、私たちのジンファンデルはセラーでの熟成用に造られており、自然な酸味と適度なアルコールを備えているので何本か保存する忍耐力のある方には大きな報酬となるでしょう。
2019年は特にパワフルなワインに仕上がりましたのでぜひお試しください。(醸造家:ジョン・ウィリアムズ)
2019年は、共同発酵という少し変わったアプローチを継続して行いました。
モリナリの畑を始めに収穫、ブロックごとに分けて、その畑のプティ・シラーの一部と共同発酵させました。
次に、ラザフォードで収穫したプティ・シラーの大部分を一度に収穫し、1週間低温浸漬しジンファンデルの収穫を待ちました。
ジンファンデルがタンクに入り、自然酵母で活発に発酵し始めたところで、ポンプオーバーの一環として低温のプティ・シラーのマストを加えました。
この添加でマスト全体の温度が下がり、潜在的なアルコール度数が下がり、ワインのフェノール特性が大幅に向上しました。
過剰な抽出を防ぐためほとんどのロットは完全な辛口になる前に圧搾、ワインは自然なマロラクティック発酵を速やかに終えました。
ワインの約50%は小さなコンクリート容器で12ヶ月間熟成。
残りはフレンチオークとアメリカンオークの組み合わせ。
全体の約10%は新樽で熟成。(醸造家:ローリー・ウィリアムズ)
(文章:佐野 雅子)
商品スペック | |
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タイプ | 赤 |
ヴィンテージ | 2019 |
容量 | 750ml |
保存 | 静かな冷暗所 |
生産国 | アメリカ |
生産地 | カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー |
生産者 | フロッグス・リープ |
■味わい:フルボディ ■ぶどう品種:ジンファンデル85% プティ・シラー15% ■格付け: ■アルコール度数:14.6% |