「ハーンのシャルドネはカリフォルニア・シャルドネの中でも特に日本人受けが良いんです。」

と、カリフォルニアのワインを多く扱う輸入元さんも認めるロングセラーのシャルドネ。

2014年には某日系エアラインのビジネスクラスに搭載実績あり!

「ハーン・ワイナリー　シャルドネ　カリフォルニア」は同ワイナリーの「ピノ・ノワール　カリフォルニア」と同様、産地の特徴がワインによく出ています。

日照量が多く、降雨量が少ない気候。

モントレー湾から冷たい海風が吹き付けることでぶどうはゆっくりと完熟し、フレッシュでアロマティックになるということです。

だから「ぽってり完熟感」と「きれいな酸」のバランスが絶妙!

小さめの試飲用グラスからでも十分に広がる、熟れた枇杷やメロンの香り。

食べごろのパイナップルやバナナなど太陽の恵みを受けたトロピカルな印象。

樽から来るバニラ、クリーミーなニュアンスもありますがトロトロの樽シャルドネとまでは行きません。

温度が上がってくると、完熟した白桃やミルフィーユのような甘いニュアンスが出てきます。

その甘さとは反対に、余韻にはもぎたての青りんごのようにさっぱりとした爽快感あり。

ハーンでは、近年カベルネ・ソーヴィニオンの畑を植え替えて、ピノ・ノワールとシャルドネの生産を増やしているそう。

それだけピノ・ノワールやシャルドネに適した産地からの1本。

是非お試しください。

=====【輸入元資料より】

1970年代にニッキーとガビー・ハーン夫妻が設立。

1988年、この地域のポテンシャルを確信したニッキーは、サンタ・ルシア・ハイランズ（SLH）をAVAに認定してもらう活動を始めました。

1995年、遂に認定されたサンタ・ルシア・ハイランズAVAは、現在ピノ・ノワールを筆頭に高級ワインの名醸地として広く知られています。

今日、ハーン・ファミリーはSLHでは260ha以上の畑を所有。

この内140haはピノ・ノワールが植えられ、SLH全体のピノ・ノワールの畑の12％を占め、一番のシェア。また、この地域では一番豊富なクローンの種類を持ち、現在21の異なるピノ・ノワールを栽培しています。

多様性のある土壌、気候、斜面の向きによる日照量、クローンの組み合わせが他には真似のできない素晴らしいピノ・ノワール造りを可能にしてくれます。

そしてそのピノ・ノワールはそれぞれの自社畑のテロワールの個性を表現しています。

ハーンの自社畑では、カリフォルニアの他のブドウ栽培地域より約25日生育期が長くなっています。これはブドウの持つフレーバー、深み、骨格等の凝縮度に大きな影響を与え、素晴しい高品質のブドウを栽培できる伴となります。=====

(文章：丸本 知果)