タクドラを生み出した五代目蔵元藤村卓也のデビュー作! ◇喜久盛 電氣菩薩(でんきぼさつ) おりがらみ【要冷蔵】 1800ml
商品説明
こちらは限定のおりがらみです。
醪(もろみ)を搾ることを上槽(じょうそう)と言います。
搾られたお酒はタンクに移されます。
上槽が終わった後、1週間程経つと、タンクの底にオリが沈殿します。
上澄みは通常商品として瓶詰めされます。
底に残ったオリを絡ませた限定商品が「おりがらみ」です。
《五代目蔵元藤村卓也のデビュー作ついに復活!!》
「喜久盛酒造」の大人気商品は「タクシードライバー」
「タクシードライバー」が発売されたのは藤村さんの代になってからです。
実は「タクシードライバー」は五代目蔵元のデビュー作ではありません。
「タクシードライバー」よりも先に発売されたお酒こそ、今回御紹介する「電氣菩薩(でんきぼさつ)」です。
ところで皆様「電氣菩薩」をご存知ですか?
「でんきぼさつ」?何それ?
って、思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は「電氣菩薩」というのは、藤村さんが敬愛されている漫画家の根本敬(ねもとたかし)先生の代表作の名前なんです。
藤村さんが五代目に就任された当時は、日本酒を愛飲している人よりも飲まない人の方が圧倒的に多く、蔵の将来を考えた時、日本酒ファンにアピールするよりは関心の無い層を取り込む方が効果が大きいと考えられていました。
そこで、ジャケ買い日本酒バージョンを出そうと、根本先生に相談されたそうです。
その時に根本先生が銘柄を選定、「電氣菩薩」が採用されることになりました。
お酒が決まり、商品名が決まり、後は肝心なラベルのデザイン。
ラベルのデザインを担当されたのが、藤村さんが大ファンの植地毅(うえちたけし)さん。
こうして誕生したのが五代目蔵元藤村卓也のデビュー作「電氣菩薩」です。
東日本大震災の影響で製造する銘柄を絞らざるをえない状態になり一時休売していましたが、27BYで見事に復活を果たしました。
「喜久盛酒造」は全量岩手県産のお米を使用し製造される岩手県唯一の純米蔵。
「電氣菩薩」に使用されているお米も岩手県オリジナルの酒造好適米のぎんおとめです。
精米歩合は45%。
使用されている酵母は、きょうかい1601号。
「喜久盛酒造」のお酒の中ではフルーティーな位置付けの純米大吟醸です。
白桃や洋梨のような華やかで甘い香り。
お米の旨味、クリアーな甘味を感じます。
あまり酸が出ない少酸性酵母のはずなんですが、さすがは「喜久盛酒造」
酸もそこそこあって、とても飲みやすい。
「喜久盛酒造」の入門酒としてもオススメです。
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:岩手県産ぎんおとめ ■精米歩合:45% ■アルコール度数:16.5度 ■日本酒度:+2.0 ■酸度:1.4 |
受賞歴・マスコミ紹介
『日刊ゲンダイ』にてタクシードライバーが紹介されました。
2015年10月、『日刊ゲンダイ』にてタクシードライバーがオススメの変わりダネ日本酒として紹介されました。