皆様、「土佐 高知」から何を連想されるでしょうか? 坂本龍馬、黒潮、カツオの一本釣り、土佐犬、鯨、五社英雄監督の映画の舞台としても度々登場する、猛々しい男性的なイメージを持つ土地だと思います。 また、高知は代々日本酒の消費量が多い土地柄で、土佐酒といえば「辛口」と言われるぐらい、辛口酒が主流です。 土佐金蔵は、そんな「高知の漁師町で飲まれている漁師酒」を表現したお酒です。都会向けに化粧をしたお酒ではなく、地元の漁師が浜で焚き火にあたりながら「どろめ」などを肴に飲む辛口の日本酒。 それが土佐金蔵です!
高木酒造は浜辺から、歩いて100メートルくらいの場所に位置する蔵元です。 この土地では日本酒1升ビンを飲み干す事など、珍しくありません。 女性が1升ビンの1本を飲み干しても珍しくない酒豪の町なのです。 赤岡町の浜辺では毎年「どろめ祭り」という祭りが行われています。 どろめ祭りとは日本酒を1升を一気に飲み干し、そのスピードと飲みっぷりを競うお祭りです。 いくら飲むスピードが早くとも、口の脇からお酒を沢山こぼしながら飲んではいけません。大きな杯からこぼさずに一気に飲む。 昨年の記録が男性16秒、女性が12秒。(ただし女性は900ml) 三回優勝経験者には名誉町民賞が送られ、酒豪博士認定証が授与されるとの事です。酒豪が名誉市民になってしまう赤岡町はとても豪快な町ですね。 その「どろめ祭り」で用いられているお酒が、高木酒造の酒です。
現在、日本酒市場はレベルの高い競争をしています。 競争力を持つお酒を造るため、県をあげて新酵母の開発を行い、舌が肥えた首都圏のお客様に満足させるお酒を次々に造りだしています。 高知県も例外ではなく、高知CEL酵母と呼ばれる上品な吟醸香が立つ酵母が 開発され、色々な蔵が全国市場に進出を果たしています。 CEL酵母で造られた吟醸酒は、確かにインパクトがあります。全国の地酒を多数取り揃えている飲食店市場で強い商品には違いありません。 ただ、このように東京向けに化粧を施された地酒を飲んで感じることは、そこに郷土感が全く存在しない点です。 確かに、美味しくインパクトもあり、東京で売れる味かもしれません。 しかし東京の消費者全員が、東京向けに化粧されたお酒を望んでいるのでしょうか?そうではないと思います。いくらか郷土臭いお酒があってもいいと思います。 そこで、少し味のターゲティングから外し、流行を無視した高知の匂いがする高知らしいお酒をご用意しました。 口うるさい日本酒ファンには「ダサイお酒」に映るかもしれません。しかし、高知の匂いがする高知らしいお酒です。 そういったお酒を飲みたい方には、是非ともお薦めする日本酒です。