天吹酒造とは、佐賀県に位置する約300年の歴史のある蔵元です。 この蔵には若手の跡取りの息子さんが2人おられて、長男の木下壮太郎氏は商品の企画・営業など蔵の運営をする仕事を。 次男の木下大輔氏は杜氏として酒造りを仕切っており、業界では「木下兄弟」と呼ばれています。 二人の息子さんが蔵に戻ってくる前までは、天吹酒造は普通酒しか造っていなかった蔵で、出荷先も県内のみでした・・・。
そんな蔵を変えようと考えていた兄弟は、平成11年に東京農業大学で花酵母に出会います。 花酵母で造られた吟醸香が非常に華やかな酒を口にした際に、兄弟が顔を見合わせ「これだ」と思ったそうです。 日本酒を口にしない学生さんが「この日本酒は美味しい。これなら買ってでも飲みたい」といって試飲する様子を見た、当時24歳と26歳の木下兄弟は、「同じ世代の人に日本酒の美味しさに気付いてもらうには花酵母しかない」。この時、そう確信したそうです。 そうして花酵母を主力とする酒造りが行われるようになりました。