この純米吟醸は、根知男山が十数年掛けて造り上げた、蔵のオリジナルといえる定番中の定番アイテムです。
この蔵が、新潟流の特定名称酒造りを開始した当時、炭を使わない新潟酒として手本となるお酒がありませんでした。
そこで蔵元は、仕込み水と蔵クセを頼りに、独自の味わいの酒造りに着手します。
やがてこの仕込み水と蔵クセは、軽快な日本酒が出来る事に気が付き、それに「味」と「香り」をきっちり乗せることをすれば、軽快で飲みやすく、それでいて余韻が残る酒が出来る事が判りました。
飲みやすくそれでいて余韻がある。忘れた頃に思い出してしまう味が根知男山独特の目指すべき味となり、その為の酒造りを続けています。
このお酒から全てのノウハウが生まれ、全ての苦労が集約されているお酒なのです。根知男山のDNAともいえる酒なのです。
吟醸香は中程度、でもほんのりと甘い吟醸香が感じられます。
口当たりは穏やか。突出した要素が無くスルッと舌を滑り、ほんのりとした甘さが舌の上で広がります。この滑らかさと、ほのかに甘い風味が根知男山全体に共通する味、蔵の特色といえるでしょう。
新潟酒の端麗な飲みやすさと旨味を持ちあわせた純米吟醸。この味が新・越後基準の旨口酒です。
| ■佐野屋 スタッフ試飲コメント■ |
| 伊藤: |
香りはおとなしいと思います。次も飲もうかな、もう1杯のもうかな、と思わせる飲み飽きしない味です。
|
| 雅子: |
春の日差しを感じさせる柔らかな、優しいお酒。少し甘く感じる。
|
| 喜美子: |
んっ、これは・・・。瑞々しい果実のような香り。スッと口に入る。根知男山はみんなキレが良いと思う。
|